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きょうの料理レシピ

パンプリン

パンを香ばしく焼いてプリン液につけ、フルーツと焼くだけ。食感と香り、甘みのバランスがいいお菓子です。

パンプリン

写真: 新居 明子

エネルギー /1520 kcal

*全量

塩分/2.7 g

*全量

調理時間 /70分

*粗熱を取る時間、冷蔵庫におく時間は除く。

材料

(直径23~25×深さ3cmの耐熱ガラスの型1枚分)

【プリン液】
・卵 3コ
【A】
・グラニュー糖 60g
・粗糖 30g
*精製されていない砂糖。きび糖や三温糖、黒砂糖などで、サラサラしたものがよい。
・牛乳 390g
・生クリーム (乳脂肪分35%) 60g
・バニラビーンズ 1/2本
*バニラエッセンス適量でもよい。
・クロワッサン 4コ
*またはバターロール。
・レーズン 30g
・バナナ 1本
・バター (食塩不使用) 5g

下ごしらえ・準備

1 型にバターをちぎり入れ、電子レンジ(600W)に約20秒間かけて溶かし、はけで塗る。

2 レーズンは熱湯で湯通しし、ざるに上げて水けを拭く。

3 オーブンは天板を入れて110℃に温める。

4 湯煎焼き用の湯をたっぷり沸かす。

つくり方

クロワッサンを焼く
1

クロワッサンは4~5等分に切り、オーブントースターでこんがりと焼く。

! ポイント

型の深さより厚めにカット!焼き上がりにパンの端が出て、見た目がおもしろい。

プリン液をつくる
2

鍋に牛乳と生クリーム、バニラビーンズを入れて湯煎にかけ、混ぜながら約40℃(人肌くらい)に温める。

3

別のボウルに卵を割り入れて湯煎にかけ、泡立て器でよくほぐす。40℃になったら【A】を加え、しっかりと混ぜ合わせる。湯煎をはずし、2を3回に分けて加え、そのつどよく混ぜて、目の細かいざるでこす。

! ポイント

プリン液をこして余分なものを除くと、仕上がりがなめらかに。

型に具を並べる
4

1のクロワッサンをプリン液に浸し、落としぶたをして約1分間おく。型に半量のレーズンを散らし、クロワッサンをバランスよく並べる。

! ポイント

パンの中にレーズンを入れると、まるでレーズンパン。そんな楽しいことをイメージして!

5

バナナは1cm厚さの輪切りにしてプリン液にくぐらせ、型に加える。残りのレーズンを散らす。

! ポイント

プリン液でバナナをコーティング。変色を防ぐ。

パンプリンを焼く
6

天板に5をのせ、残りのプリン液を注ぐ。天板の3/4の高さまで熱湯を注ぎ、110℃のオーブンで45~50分間湯煎焼きにする。

! ポイント

取り出すときやけどに注意!

7

中央に竹串を5秒間刺して抜き、生地がつかなければ焼き上がり。取り出し、型ごと網にのせ、粗熱が取れたら冷蔵庫に半日間おく。

! ポイント

1日おくとさらに生地がなじんでしっとりする。

全体備考

●保存
冷蔵庫で2~3日間保存可能。

きょうの料理レシピ
2022/11/11 左手でつくる料理日記

このレシピをつくった人

岡田 吉之

岡田 吉之さん

元パティシエ。フランス料理店などに勤めたのち渡仏し、菓子店で修業を重ねて帰国。
1992年東京・八王子に店を構え、シンプルな構成ながら奥深い味の菓子が話題となる。2009年に脳出血で倒れ、右半身に麻痺(まひ)が残った。現在は自分のために料理やケーキをつくる日々を送る。

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