焼き肉おにぎらず弁当
ご飯によく合う甘辛味の焼き肉と、目玉焼きでボリューム満点。パプリカの赤色も食欲をそそります。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(1人分)
- 【焼き肉おにぎらず】
- ・ご飯 (温かいもの) 150g
- ・焼きのり (全形) 1枚
- ・牛切り落とし肉 60g
- ・パプリカ (赤) 1/4コ(40g)
- ・焼き肉のたれ 大さじ1
- *市販。または砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ1、酒小さじ1を混ぜる。
- ・卵 1コ
- ・ごま油 小さじ1
- ・塩
- ・サラダ油 小さじ1
- ・キウイ (半分に切る) 1コ分
つくり方
パプリカは種とヘタを除き、横に5mm幅に切る。小さめのフライパンにごま油を中火で熱し、パプリカを入れて炒める。しんなりしたら塩少々をふり、火を止めてバットに取り出す。フライパンに牛肉を入れ、再び中火にかけて炒める。肉の色が変わったら焼き肉のたれを加えて混ぜ、よくからめる。火を止め、バットに取り出す。
パプリカと牛肉は別々に炒めたほうが断面の彩りがきれいになる。
1のフライパンを洗って水けを拭き、サラダ油を中火で熱し、卵を静かに割り入れる。約1分間焼いたら水大さじ1を加え、ふたをして5~6分間蒸し焼きにして火を通す。
ラップを広げてのりを斜めに置く。ご飯の1/2量をのりの中央に置き、少し縦長の長方形に広げる。塩少々をふり、1、2を順にのせる。
切り口をイメージして具をのせる。ご飯の上にパプリカを広げ、焼き肉は汁けをよくきってのせる。目玉焼きは表面を下にすると重ねやすい。
残りのご飯をのせて広げ、塩少々をふる。ラップごと持ち上げてのりの左右の角を合わせる。向きを変え、同様に角を合わせるように包む。
ラップでしっかり包んで形を整え、合わせ目を下にして約3分間おいてなじませる。横長に置き、水でぬらした包丁でラップごと半分に切る。
弁当箱に【焼き肉おにぎらず】、キウイを詰める。
お弁当では、ご飯やおかずを冷ましてから詰めるのが基本。
●焼き肉おにぎらず
エネルギー620kcal/1人分 調理時間15分
◆断面をイメージして具材を並べる◆
おにぎらずの具は、水けの出ないもの、ご飯に合うものを選ぶ。卵料理や彩りのよい野菜を加えると華やかになっておすすめ。切ったときにきれいに見えるよう、具の向きや重ねる順番を考えて並べる。ご飯を正方形に広げると、包んだあとで切る方向を間違えやすいもの。少し長方形に広げ、切る方向を決めてから具を並べるとよい。
このレシピをつくった人
藤野 嘉子さん
3人の子育て経験に基づいた、家庭でつくりやすく、素材の持ち味を生かした家庭料理を数多く紹介している。ジャンルを問わず、つくりやすいレシピに定評がある。
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