ラズベリーケーキ
絵本の中に登場するラズベリーがもりもりのケーキ。作者のイメージを参考に作りました。ラズベリークリームとチョコレートスポンジとの相性も抜群です!
写真: 辻󠄀調理師専門学校
料理
辻󠄀調理師専門学校
材料
(直径15cm 1台分)
- 【スポンジ生地】
- ・全卵 125g
- ・グラニュー糖 75g
- ・薄力粉 65g
- ・ココアパウダー 12g
- ・バター 15g
- 【生地用シロップ】
- ・シロップ 約50ml
- *砂糖20g、水40mlを加熱し冷ます。
- ・ラズベリーのブランデー 25ml
- *好みで加減しても良い。
- 【ラズベリークリーム】
- ・生クリーム (乳脂肪40~42%) 200g
- ・粉砂糖 25g
- ・ラズベリーピュレ 55g
- ・ラズベリー 70~80コ
- ・ナパージュ 適量
- ・ラズベリーピュレ 適量
- ・ピスタチオ 適量
下ごしらえ・準備
スポンジ
1 型に紙を敷く。
2 薄力粉とココアパウダーはそれぞれふるっておく。
3 バターを溶かしておく。
生地用シロップ
4 鍋に水と砂糖を入れ沸騰させ、氷にあてて冷まし、ラズベリーのブランデーを加える。
かざり
5 ナパージュとラズベリーピュレをまぜ、絞り袋(コルネ)に入れる。
! ポイント
使用するナパージュにより、添加できるピュレの割合が異なる。商品説明書きなどで確認する。ここでは20%程度添加。
つくり方
全卵をほぐして、グラニュー糖を加えて混ぜる。湯せんにかけて混ぜながら人肌(約40℃)まで温める。
湯せんから外して、ハンドミキサーで泡立てる。
最後に低速に変えて気泡を細かく整えるとよい。
生地を落として8の字がゆっくりかけるくらいの状態になるまで。
薄力粉とココアパウダーを混ぜ合わせて再びふるい、2に加えて粉けが無くなるまでゴムべらで切るように混ぜる。
ココアパウダーに入っている油脂分の影響で、普通のスポンジ生地より気泡がつぶれやすい。手早く作業すること。
熱い溶かしバターをゴムべらに当てながら回し入れ、ムラなく混ぜる。
混ぜすぎると気泡がつぶれてふくらみが悪くなるので注意。
紙を敷いた型に流し入れ、180℃のオーブンで25~30分間焼く。
焼けたらすぐに型から取り出し、冷ます。
生クリームに粉砂糖を加えて、氷水にあてながら角の先が少し曲がるくらいまで泡立てる。
泡立てた生クリームをひとすくいラズベリーピュレに加えてなじませる。なじんだピュレを残りの生クリームに加えて混ぜる。
直接ピュレをクリームに加えると比重の違いで混ざりにくいため、あらかじめ少しなじませる。
スポンジを3枚にスライスする。焼いて上が膨らんだものは最上段に使う。
ブランデーが入った【生地用シロップ】を、底の生地にはけで塗り、【ラズベリークリーム】の約1/3量をのせてスポンジのふちまで広げる。
一部がはみ出すくらいに広げると絵本のイメージに近づく。
ラズベリーをふちに並べ、その内側に半分に切ったラズベリーを埋め込む。
2枚目のスポンジの裏側に【生地用シロップ】を塗り、ひっくり返して11にのせて押さえ、10、11を繰り返す。
3枚目のスポンジの裏側に【生地用シロップ】を塗り、上にのせて押さえ、残りのクリームを直径10mmの丸口金で表面に絞る。
絞ったクリームの上にラズベリーをたっぷりとのせ、ピュレと混ぜ合わせたナパージュ、ピスタチオで飾る。
●食べごろと保存方法
冷蔵庫で保存して、なるべく早めに召し上がってください。
グレーテルのかまど「『くまのがっこう』のラズベリーのケーキ」より
【レシピ監修】辻󠄀調理師専門学校 大熊恵
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