きょうの料理レシピ
いわしと小松菜のおつゆ
いわしは水と酒で煮るだけで、いいだしが出ます。手開きにして煮れば、つみれにする手間いらずです。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/110 kcal
*1人分
塩分/2.4 g
*1人分
調理時間
/15分
*塩をふっておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・いわし 2~3匹(正味100g)
- ・小松菜 1/2ワ(150g)
- 【A】
- ・水 カップ2+1/2
- ・酒 大さじ2
- ・しょうが (すりおろす) 少々
- ・粉とうがらし (中びき) 適宜
- *韓国産の辛みが穏やかなもの。 なければ一味とうがらし少々でも。
- ・塩
- ・うす口しょうゆ 大さじ1+1/2
つくり方
1
いわしは頭とワタを除き、洗って水けを拭く。腹に親指を入れて尾側に向けて腹を開き、身を縦半分に裂き、中骨と尾を取り除く。あれば小骨を除き、背ビレも除いて、皮をはぐ。両面に塩少々をふって冷蔵庫に10分間以上おき、水けを拭く。
! ポイント
堅い腹骨に注意して、腹を斜めに切り落とす。まな板に紙タオルを敷いておけば汚れにくい。腹の内側についた血合いやワタを洗い流す。堅い背ビレや、くさみのもとになる皮を除くと、より食べやすく澄んだ汁に仕上がる。
2
小松菜は根元を切り落とし、半分に切って茎と葉に分ける。
3
鍋に、【A】を中火で沸かし、1のいわしを入れる。再び沸いたらアクを取り、うす口しょうゆを加える。いわしの色が変わったら小松菜の茎を加えて30秒間ほど煮る。小松菜の葉を加え、しんなりとしたら器に盛る。しょうがをのせ、好みで粉とうがらしをふる。
きょうの料理レシピ
2021/06/04
大原千鶴の小粋な季節の食卓
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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