きょうの料理レシピ
ぶりの吸い酢蒸し
飲めるくらいにやさしい味の合わせ酢を「吸い酢」といいます。脂が強いぶりをさっぱりと、かつ温かく食べられる工夫をした一品です。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/310 kcal
*1人分
塩分/2.4 g
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・ぶり (切り身) 2切れ(200g)
- ・紫たまねぎ 1/2コ(100g)
- ・大根おろし 適量
- ・しょうが (すりおろす) 1かけ分(10g)
- 【吸い酢】
- ・だし カップ1/2
- ・酢 カップ1/4
- *あれば米酢。
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- ・塩
- ・酒 大さじ1
- ・酢 大さじ1/2
つくり方
1
紫たまねぎは繊維に沿って薄切りにする。ぶりは耐熱のバットに並べ、1切れにつき塩1つまみずつまんべんなくふり、5分間おいてなじませる。酒、酢をかけ、さらに5分間おく。
! ポイント
酒と酢をかけておくと、ぶりのくせが抑えられる。
2
蒸気の上がった蒸し器にぶりをバットごと入れて強火で5分間蒸し、汁けをきって器に盛る。
3
鍋に【吸い酢】の材料を合わせて強火で煮立たせ、紫たまねぎを加えて火を止める。
! ポイント
紫たまねぎは余熱で火を通し、酢で鮮やかに発色させる。
4
2のぶりに大根おろしとしょうがをのせ、3の紫たまねぎを汁けをきって添える。3の【吸い酢】を熱いうちにはる。
きょうの料理レシピ
2021/02/09
おかず青年隊 俺たちの冬の切り身レシピ
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
つくったコメント