きょうの料理レシピ
豚肉と白菜の卵とじ
薄切り肉+昆布茶のダブルのうまみで、短時間でも味わい深く。甘い白菜との味のバランスもバッチリです。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/340 kcal
*1人分
塩分/3 g
*1人分
調理時間
/10分
材料
(2人分)
- ・豚こま切れ肉 150g
- ・白菜 250g
- 【A】
- ・湯 カップ3/4
- ・酒 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・昆布茶 小さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- ・塩 少々
- ・溶き卵 2コ分
- ・こしょう 少々
つくり方
豚肉に火を通す
1
フライパンに【A】を入れて中火にかけ、煮立ったら豚肉を入れ、ほぐしながら火を通す。アクがあれば軽く取る。
! ポイント
ここで、煮汁に豚肉のうまみを移す。
白菜を切る
2
白菜は葉と軸に切り分ける。葉はザク切りにし、軸は3cm長さの細切りにする。
! ポイント
白菜は部位によって火の通り方が違うので、それぞれ切り方を変えて。
白菜を加えて煮る
3
1に白菜の軸を加え、玉じゃくしで押さえながら中火で軽く煮る。葉を2~3回に分けて加え、軽く押さえながら煮る。
! ポイント
押さえながら煮て白菜のエキスを出す。煮汁がにごるので混ぜないこと。
卵でとじる
4
白菜がしんなりしたら、溶き卵を回し入れて軽く卵に火を通す。火を止めてふたをし、30秒〜1分間蒸らす。煮汁ごと器に盛り、こしょうをふる。
! ポイント
最後にふたをして卵をふんわりと仕上げる。
きょうの料理レシピ
2020/11/02
きょうの料理教室! 薄切り肉で10分おかず
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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