きょうの料理レシピ
冷や汁
冷たくて食べやすいばかりでなく、たくさんの具材もたっぷり加えれば、元気いっぱいになれそうです。
写真: 鈴木 誠一
エネルギー
/600 kcal
*1人分
調理時間
/35分
*冷や汁を冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・あじ 2匹(約400g)
- ・きゅうり 2本
- ・みょうが 2コ
- ・トマト (小) 1コ(約100g)
- ・青じそ 2枚
- ・煮干し (頭とワタを除く) 10g
- ・みそ (中辛のもの) 60g
- ・白ごま 大さじ1
- ・麦ご飯 (温かいもの) 4杯分(茶碗に軽く)
- *米8割に対して麦2割を混ぜ、袋の表示どおりに炊いたもの。
- ・塩 少々
つくり方
1
小さめの鍋に水カップ2+1/2と、不織布の袋に入れた煮干しを入れて強火にかける。沸騰したら弱火にし、約15分間煮て、煮干しを取り出して冷ます。
! ポイント
だしは約カップ2できる。
2
あじはゼイゴと内臓を取り、魚焼きグリルで強火で中までよく焼く。やけどに注意しながら、身をほぐし、小骨を除く。
! ポイント
あじは細かくほぐしたほうが、味がよく出てご飯ともなじみやすい。
3
きゅうりは2~3mm厚さの輪切りにする。塩少々(きゅうりの重さの2%の重量)をふってもみ、水で洗って堅く絞る。みょうがも2~3mm厚さの輪切りにする。青じそは縦に4つに切ってから細切りにする。トマトは皮をむいて1cm角に切る。
! ポイント
野菜類は、口当たりをそろえ、またご飯になじむように小さめに切る。
4
ボウルにみそを入れ、1のだしを少量ずつ加えてよく混ぜる(まずだしを少量加え、みそがダマにならないようよく混ぜて溶かす)。2、3と白ごまを加えてざっと混ぜ、冷蔵庫で冷やす。器に盛り、麦ご飯にたっぷりかける。
! ポイント
ますだしを少量加え、みそがダマにならないようよく混ぜて溶かす。
きょうの料理レシピ
2009/07/15
夏をのりきる!にっぽんの食
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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