アスパラチャーハン
具はアスパラガスと卵だけなのに、奥行きのあるリッチな風味のカレーチャーハンがつくれます。仕上げにごま油を加えれば中華風、バターを加えれば洋風にも。
写真: エレファント タカ
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・ご飯 (冷ましたもの) 茶碗(わん)2杯分
- ・グリーンアスパラガス 1ワ(3~4本)
- ・卵 2コ
- ・しょうが (みじん切り) 小さじ1
- ・にんにく (みじん切り) 小さじ1/2
- ・クミン (ホール) 小さじ1/3
- 【A】
- ・ターメリック 小さじ1/3
- ・塩 小さじ1/2弱
- ・黒こしょう (粗びき) 小さじ1/4
- ・サラダ油 大さじ1
つくり方
アスパラガスは根元の堅い皮をむき、2cm長さに切る。卵はボウルに割りほぐす。
フライパンにサラダ油、しょうが、にんにく、クミンを入れて弱めの中火で熱し、香りをたたせる。クミンから細かい泡が出てきたら、アスパラガスを加えてサッと炒める。
クミン(ホール)は、油に香りを移す。
溶き卵を流し入れ、すぐにご飯を加え、ほぐしながら炒める。【A】を加えてさらによく炒める。
ターメリックは、程よくなじませる!
黒こしょうをふってサッと混ぜ、器に盛る。好みでさらに黒こしょう少々(分量外)をふる。
黒こしょうは、仕上げのアクセントに!
【クミン】
カレー粉の主原料の1つ。インドをはじめ南アジアの料理には欠かせないスパイスで、プチッとした歯ざわり、強い芳香とほろ苦さが特徴。ホールのクミンの香りをたちやすくし、素材になじみやすくするためには、すりこ木などで粗くつぶすか、包丁で粗く刻むとよい。
【ターメリック】
カレー粉の黄色のもとになる、粉状のスパイス。油に溶けると鮮やかに発色する。入れすぎたり熱しすぎると土くささが出るものもあるので注意。
【黒こしょう】
粉のこしょうは辛みがダイレクトに感じられるが、粗びきは、豊かな香りと歯ざわりが楽しめる。ミルでひきたてを味わうのもおすすめ。
スパイスは風味がとばないように、しっかりと密閉できる容器に入れ、日の当たらない涼しい場所で保存するとよい。
このレシピをつくった人
カワムラ ケンジさん
大阪府在住。10代のころよりさまざまな飲食の現場で経験を積み、編集、執筆、イベント企画も手がけるマルチな料理人として活躍している。
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