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きょうの料理レシピ

カリカリポテト

新じゃがの水分で蒸し焼きにするから、中はホクホク。表面をこんがりさせて、カリカリのクミンとピリッとした黒こしょうをまとわせたら、香りと食感の楽しい絶品ポテトのできあがりです。

カリカリポテト

写真: エレファント タカ

材料

(つくりやすい分量)

・新じゃがいも 3コ(350g)
・にんにく 1/2かけ
・クミン (ホール) 小さじ1/2
・黒こしょう (粗びき) 小さじ1/4~1/3
・サラダ油 大さじ1
・塩 小さじ1/3

つくり方

1

じゃがいもは皮付きのままよく洗い、一口大に切る。にんにくは横に4等分に切り、芯を除く。

2

フライパンにサラダ油とにんにく、クミンを入れて弱めの中火でじっくりと熱し、焦がさないように時々揺すりながら香りをたたせる。

! ポイント

クミン(ホール)は、油に香りを移す。

3

クミンから細かい泡が出てきたら、1のじゃがいもを加えてサッと炒める。全体に油が回ったら、ふたをして7~8分間、焦がさないように時々全体を混ぜながら蒸し焼きにする。

4

堅めに火が通ったらふたを取り、時々混ぜながらじっくりと焼いて水分をとばし、カリッとさせる。塩と黒こしょうを加え、サッと混ぜる。

! ポイント

黒こしょうは、仕上げのアクセントに!

全体備考

【クミン】
カレー粉の主原料の1つ。インドをはじめ南アジアの料理には欠かせないスパイスで、プチッとした歯ざわり、強い芳香とほろ苦さが特徴。ホールのクミンの香りをたちやすくし、素材になじみやすくするためには、すりこ木などで粗くつぶすか、包丁で粗く刻むとよい。

【ターメリック】
カレー粉の黄色のもとになる、粉状のスパイス。油に溶けると鮮やかに発色する。入れすぎたり熱しすぎると土くささが出るものもあるので注意。

【黒こしょう】
粉のこしょうは辛みがダイレクトに感じられるが、粗びきは、豊かな香りと歯ざわりが楽しめる。ミルでひきたてを味わうのもおすすめ。

スパイスは風味がとばないように、しっかりと密閉できる容器に入れ、日の当たらない涼しい場所で保存するとよい。

きょうの料理レシピ
2019/03/20 スパイスで春野菜をおいしく!

このレシピをつくった人

カワムラ ケンジ

カワムラ ケンジさん

大阪府在住。10代のころよりさまざまな飲食の現場で経験を積み、編集、執筆、イベント企画も手がけるマルチな料理人として活躍している。

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