きょうの料理レシピ
肉だんごの飛鳥鍋
奈良県の郷土料理で、牛乳を使った飛鳥鍋(あすかなべ)。この飛鳥鍋と中国料理の定番で大きな肉だんごが入った「獅子頭(シーズートウ)鍋」を合体させました。肉と野菜のうまみたっぷりのスープに白みそでコクを加えているので、牛乳が苦手でもおいしく食べられます。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/240 kcal
*1人分
塩分/2.7 g
*1人分
調理時間
/60分
材料
(3~4人分)
- 【肉だんご】
- ・鶏ひき肉 100g
- ・豚ひき肉 100g
- 【A】
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・オイスターソース 小さじ2
- ・塩 1つまみ
- ・こしょう 少々
- 【B】
- ・れんこん (粗みじん切り) 70g
- ・ねぎ (みじん切り) 50g
- ・しょうが (みじん切り) 15g
- ・かたくり粉 大さじ2~3
- ・春雨 (乾) 30g
- ・白菜 1/6コ(300g)
- ・ねぎ 1本(140g)
- ・菊菜 (春菊) 1/2ワ(50g)
- ・生しいたけ (大) 2枚
- ・にんじん 15g
- ・しょうが (みじん切り) 小さじ1弱
- ・白みそ 60g
- ・牛乳 60ml
- ・水 カップ4
- ・酒 カップ1/4
- ・塩
- ・こしょう
つくり方
1
【肉だんご】をつくる。ボウルにひき肉2種と【A】を入れ、粘りが出るまでしっかり練る。【B】を加えて混ぜ、かたくり粉も加えてよく混ぜ、直径4~5cmにまるめる。
2
土鍋に水と酒を入れて中火にかける。沸いたら弱火にし、【肉だんご】を加え、ごく弱火で25~30分間煮る。途中アクが出れば取り除く。
3
春雨は袋の表示時間通りに戻し、半分に切る。白菜は軸と葉に切り分け、軸はそぎ切りに、葉はザク切りにする。ねぎは白い部分と緑の部分を切り分け、それぞれ5~6cm長さに切る。菊菜は茎と葉に分け、茎は3~4cm長さに切る。しいたけは軸を取り除き、そぎ切りにする。にんじんは薄い輪切りにする。
4
2の鍋にしょうがを加え、白菜の軸、菊菜の茎、しいたけ、春雨、にんじん、ねぎの白い部分を入れてふたをする。強火にし、ひと煮立ちしたら弱火にし、白みそを溶き入れる。塩小さじ1/2とこしょうをたっぷり加える。白菜の軸がクタッとしたら、白菜の葉、ねぎの緑の部分、菊菜の葉を加える。沸いたら牛乳を加えてふたをし、ひと煮立ちさせる。
全体備考
【飛鳥鍋】
スープに牛乳を加え、コクとまろやかさを出した鍋物。奈良県に伝わる郷土料理。
きょうの料理レシピ
2019/02/27
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
小倉 聡さん
大阪府生まれ奈良県育ち。社会人経験のあと、調理師専門学校、レストランで中国料理を学び、中国での研修を経て店をオープン。地産地消に取り組み、家庭でできる中国料理を多数提案している。
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