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きょうの料理レシピ

あんずとナッツのチョコケーキ

チョコレートたっぷり、しっとりと濃厚な生地に、干しあんずのアクセント。ナッツは混ぜ込まずに表面にのせ、カリカリとした食感を楽しみます。2人で食べるのにぴったりのサイズで焼きます。

あんずとナッツのチョコケーキ

写真: 宮濱 祐美子

エネルギー /1200 kcal

*全量

塩分/0.9 g

*全量

調理時間 /60分

*冷ます時間は除く。

材料

(直径12×深さ4cmの紙の丸型1台分)

・バター (食塩不使用) 40g
・ビターチョコレート (カカオ分65~80%のもの) 40g
・砂糖 70g
・卵 1コ
【A】
・薄力粉 30g
・ココアパウダー 大さじ1+2/3(10g)
・ベーキングパウダー 小さじ1弱(3g)
・干しあんず (4等分に切る) 5~6枚分(25g)
・カシューナッツ 適量
*食塩付きでも可。ほかのナッツでも代用できる。
・かぼちゃの種 適量
*食塩付きでも可。ほかのナッツでも代用できる。

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 バターと卵は常温に戻しておく。

2 ココアパウダーは茶こしで一度ふるっておく。

3 オーブンを160℃に温めておく。

つくり方

1

耐熱ボウルにバター、チョコレートの順に入れる。ボウルの底が浸かる大きさの鍋に湯を沸かし、ごく弱火にして沸騰しないようにし、ボウルの底を湯につけて溶かす(湯煎)。バターとチョコレートが乳化するように泡立て器でよく混ぜる。

2

チョコレートが溶けたらボウルを湯から外し、砂糖を加えて混ぜる。卵を加えて、重さとツヤが出るまで混ぜる。

3

【A】を合わせて2にざるでふるい入れ、大きくボウルの側面をなでるように混ぜる。

4

粉っぽさがなくなったら干しあんずを加え、ゴムべらに持ちかえて混ぜ、型に流し入れて表面をならす。表面にカシューナッツを外側から飾り、中央にかぼちゃの種をのせる。

5

天板に網を重ねて4をのせ、160℃に温めたオーブンで40~45分間焼く。途中30分間たったら焼き目を確認し、型の向きを180度反転させる。焼き上がったら完全に冷ます。

全体備考

【ラッピングアイデア】
ケーキを紙の型ごとラップで包み、包装紙で完全に包む。リボンの端を長めに残して十文字にかけ、端をはさみの背でしごいてカールさせる。太さの違うリボンを十文字の結び目に巻きつけて、端を同様にカールさせる。何本も結ぶとかわいい。

【焼き菓子をおいしくつくる3つのコツ】
●コツ1 卵とバターは常温に戻しておく
つくりはじめる2~3時間前には冷蔵庫から出しておく。混ぜやすく、乳化しやすくなる。時間がない場合、バターは電子レンジ(600W)に20秒間かけ、一度扉をあけて再度10秒間、様子を見てさらに10秒間かけると短時間で柔らかくなる。

●コツ2 粉類は合わせてざるでふるう
薄力粉やベーキングパウダーは別々にふるっておく必要はない。ココアパウダーは固まりやすいので、茶こしでふるいながら計量するとよい。

●コツ3 型を使うときは、天板に網を重ねてその上にのせて焼く
しっかり「焼ききる」のがおいしさの秘けつ。生地を流した型を天板に直接置かず、オーブン用または揚げ物用の網に置いて焼き、底までオーブンの熱が回るようにする。

きょうの料理レシピ
2019/02/06 簡単!手づくりバレンタイン

このレシピをつくった人

藤野 貴子

藤野 貴子さん

フランス料理のシェフの父と、料理研究家の母の影響で幼いころから菓子づくりに興味をもつ。大学を卒業後フランスに渡り、老舗レストランでパティシエを経験し、フランス各地で地方菓子を学ぶ。現在は東京都内でお菓子教室を主宰。

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