きょうの料理レシピ
八幡巻き
くるりと巻いたその形を書物になぞらえて、学問精進の願いを込めた八幡巻き。切り口の形も見栄えよく、お正月らしく上品です。牛肉とごぼうをギュッと密着させることで、煮くずれせず美しく仕上がります。
写真: 福尾 美雪
エネルギー
/800 kcal
*全量
塩分/5.5 g
*全量
調理時間
/35分
*冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・牛薄切り肉 (赤身) 300g
- ・ごぼう 1本(150g)
- *細めのものがよい。
- 【A】
- ・水 カップ1/4
- ・酒 大さじ2
- ・みりん 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・サラダ油 小さじ1
つくり方
1
ごぼうはしっかり洗い、15cm長さに切る。鍋に入れてかぶるくらいの水を加え、柔らかくなるまで10~20分間ゆでる。ざるに上げて冷ます。
2
牛肉を広げ、ごぼうを芯にして巻く。牛肉の幅が足りないときは2枚をずらして重ねて巻く。巻き終わったら全体を手でギュッと握って肉とごぼうを密着させる。
3
フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、2の巻き終わりを下にして並べ入れる。焼き色がついて鍋底から自然にはがれるようになったら、転がしながら全面に焼き色をつける。
4
一度火から下ろし、【A】を加える。強めの中火にかけ、転がしながら5分間ほど煮からめる。煮汁につけたまま冷まし、食べやすい大きさに切る。
全体備考
【保存】
煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で4日間。
きょうの料理レシピ
2018/12/11
本田明子の やさしいおせち
このレシピをつくった人
本田 明子さん
家庭料理家。1982年に小林カツ代さんに弟子入り以来、20年間以上助手を務めながら、その味と技を学ぶ。「簡単だけど手を抜かない」精神を受け継ぎ、大らかに、かつおいしくつくるコツを伝え続けている。
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