きょうの料理レシピ
かきのしぐれ煮飯
かきと相性のいいごぼうやごま油で磯(いそ)のにおいをやわらげ、食べやすくしました。ご飯にかきのうまみが溶け込み、おかわり必至!
写真: 蛭子 真
エネルギー
/490 kcal
*1人分
塩分/2.6 g
*1人分
調理時間
/20分
*米をざるに上げておく時間、炊く時間は除く。
材料
(4人分)
- ・かき (小) 12コ(200g)
- ・米 540ml(3合)
- ・ごぼう 70g
- ・にんじん 40g
- 【A】
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・みりん 大さじ1
- ・みつば (食べやすく切る) 1/3ワ分
- ・塩 小さじ1/2
- ・ごま油 小さじ2
- ・こしょう 少々
つくり方
1
米は洗ってざるに上げ、約10分間おく。ごぼうは皮をこそげて細かいささがきにし、水で洗う。にんじんは5mm厚さのいちょう形に切る。
2
ボウルに水カップ1と塩を混ぜ合わせて塩水をつくり、かきをサッと洗ってざるに上げる。
! ポイント
塩水でかきを洗うことで、うまみを保ったまま、汚れや磯のにおいを取り除くことができる。
3
鍋に2のかきと【A】を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にして約2分間煮る。ボウルにざるをのせて鍋をあけ、かきと煮汁に分ける。
! ポイント
あらかじめかきを煮含めることでうまみが凝縮。かきの水分が煮汁に出て、米を炊くときの水加減もしやすくなる。
4
3の煮汁と水を合わせて650ml(米の約二割増しの水加減)にし、混ぜ合わせて冷ます。
5
炊飯器の内釜に1の米と4を入れて混ぜる。ごぼう、にんじん、3のかきを順にのせ、ごま油、こしょうを加えて炊く。
6
炊き上がったらかきを取り出し、ご飯を混ぜ合わせて器に盛る。かきをのせ、みつばを添える。
きょうの料理レシピ
2018/10/09
じぃじの四季
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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