きょうの料理レシピ
南蛮きゅうりのくたくた炒め
新潟県長岡市で昔から栽培されている辛い“かぐらなんばん”を、きゅうりと炒め煮にした一品です。ドライトマトのうまみとハーブの清涼感のある香りが、辛いながらも全体をまろやかにまとめています。
写真: 福尾 美雪
エネルギー
/130 kcal
*1人分
塩分/2.2 g
*1人分
調理時間
/20分
*きゅうりを冷蔵庫でおく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・かぐらなんばん 6コ(300g)
- *ピーマンで代用可。辛みとして赤とうがらし1本を4で加える。
- ・きゅうり 2本(200g)
- ・ミントの葉 12枚
- ・ドライトマト 2コ(10g)
- ・クミンシード 小さじ1/2
- 【A】
- ・砂糖 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 大さじ1/2
- ・酒 大さじ2
- ・ナムプラー 小さじ1
- ・塩 小さじ1/2
- ・オリーブ油 大さじ1
つくり方
1
きゅうりは2mm厚さの小口切りにし、塩をまぶして混ぜ、冷蔵庫で30分間おく。きつく絞り、水けをきる。
! ポイント
塩もみして余分な水分を出すことで、仕上がりに凝縮したきゅうりの味が感じられる。
2
かぐらなんばんは包丁の刃先で数か所切り目を入れる。耐熱皿にのせてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に約3分間かける。
3
ミントはみじん切り、ドライトマトは2mm幅の細切りにする。
4
フライパンにオリーブ油を中火で熱し、2のかぐらなんばんを入れて炒め、柔らかくなったら取り出す。
5
同じフライパンでドライトマト、クミンシードを炒め、香りがたったら1のきゅうりを加えて炒める。4のかぐらなんばんを戻し入れ、【A】を順に加えて、水分をとばすように約3分間炒める。
6
全体に味がなじんだら、ミントを加えて炒め合わせる。
全体備考
【かぐらなんばん】
見た目はピーマンとそっくりですが、辛みが特徴のとうがらし。果肉のデコボコが、神楽の面に似ていることからついた名。
きょうの料理レシピ
2018/08/22
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
キムラ マサアキさん
料理教室やレストランのメニュー開発のほか、新潟県の郷土食を広めるための講演や、小学校で食育の授業も行う。新潟県初の野菜ソムリエで、野菜使いに定評がある。
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