野菜たっぷりのミネストローネ
野菜不足を解消する“基本のミネストローネ”に、なすとピーマンをプラス。野菜のうまみが凝縮され、コクと甘みが際立ちます。
写真: 蛭子 真
*1人分
*1人分
材料
- 【基本のミネストローネ】*4人分
- ・じゃがいも 3コ(350g)
- ・たまねぎ 2コ(250g)
- ・にんじん 1本(150g)
- ・トマト 2コ(300g)
- ・べーコン (塊) 200g
- ・大豆の水煮 (缶詰) 150g
- 【A】
- ・昆布だし カップ2+1/2
- *水約550mlと昆布5gを火にかけ、沸いたら弱火で10分間煮て粗熱を取ったもの。
- ・顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと) (洋風) 10g
- 【夏野菜のトッピング】*2人分
- ・なす 1コ(80g)
- ・ピーマン 1コ(35g)
- ・エクストラバージンオリーブ油 適量
- ・塩
つくり方
じゃがいも、たまねぎ、にんじんは皮をむいて2~3cm角に切る。ベーコンは2~3cm角に切る。トマトはヘタをくりぬく。鍋に【A】を沸かしてトマトを入れ、皮がむけてきたら取り出して水につけ、皮をむいてて2~3cm角に切る。鍋の【A】はとっておく。
トマトの皮は煮ても残るので、スープで湯むきして取り除く。
鍋にエクストラバージンオリーブ油大さじ1を中火で熱し、ベーコンを脂が出るまでじっくり炒める。途中、焦げつきそうになったら水少々を加え、鍋底をこそげるようにして炒める。
ベーコンを向こう側へ寄せ、手前にじゃがいも、たまねぎ、にんじん、大豆を加える。ベーコンの脂で軽く炒め、野菜に塩1つまみをふって全体を炒め合わせる。野菜から水分が出てきたら、中火のまま約10分間炒める。
野菜に塩をふることで、野菜から水分が出て焦げつきにくくなる。焦げつきそうになったら水少々を加える。
3を向こう側へ寄せ、手前にトマトを加えて塩1つまみをふる。トマトから出てきた水分を煮詰めるように約5分間炒める。
1の【A】を再び温めて4に加え、強火で沸かす。アクを取り除き、弱火で20分間煮る。
なすはヘタを除いて2~3cm角に切る。ピーマンはヘタと種を除き、2~3cm四方に切る。フライパンにエクストラバージンオリーブ油大さじ1を強火で熱し、なすとピーマンを炒め、塩少々と水小さじ1を加えてふたをする。クツクツ音がしたらふたを取り、水分をとばすように炒める。
野菜を蒸し焼きにすることでうまみが増す。
器に5を盛り、6を適量散らし、エクストラバージンオリーブ油適量をふりかける。
●【基本のミネストローネ】は、つくりたてより翌日がおいしい。完全に冷めてから冷蔵庫へ。2~3日間保存可能。
【基本のミネストローネ】のつくり方はこちら
基本のミネストローネ
このレシピをつくった人
笹島 保弘さん
京都のイタリア料理店のシェフ。関西のイタリア料理店数軒で修業した後、京都市内にイタリア料理店を開店。正統派イタリア料理と京都の食材を組み合わせたメニューで人気を博している。
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