鶏肉のクリーム煮
骨の髄からうまみが出て、おいしさアップ!煮汁と生クリームを使ったホワイトクリームが鶏肉の味をさらに引き立てます。
写真: 鈴木 雅也
材料
(4人分)
- ・鶏もも肉 (骨つき。小) 4本
- ・にんじん (大) 1本
- ・セロリ 1本
- ・マッシュルーム 8コ
- ・小たまねぎ 12コ
- ・タイム 少々
- ・ローリエ 少々
- ・生クリーム カップ1/2
- ・塩
- ・こしょう
- ・バター
- ・小麦粉
つくり方
鶏もも肉は関節から半分に切り、髄が出るように骨の端を切る。
関節をのばすとくぼみができるので、そこに包丁を入れるとすんなりと切れる。煮汁に髄が溶け出してうまみが出る。
にんじんは4cm長さ、縦2~4等分に切って軽く面取りをする。セロリも同じような大きさに切る。マッシュルームは石づきを切り落とし、大きければ二つから四つに切る。小たまねぎは皮をむく。
鍋に湯を沸かし、鶏肉を入れてアクが浮くまでゆでて、引き上げる。
鶏肉は下ゆでして、アクを除くとさっぱりとして雑味のない味に仕上げる。
煮込み用の鍋に3の肉と2の野菜、タイム、ローリエ、水カップ2+1/2~3、塩小さじ1+1/3、こしょう少々を入れて火にかける。
煮立ったら火を弱め、ふたをして20分間ほど煮て火を止める。煮汁を取り分け、カップ3を用意する。足りないときは湯を足してカップ3にする。
別鍋にバター大さじ3~4を溶かして小麦粉大さじ4~5を入れ、泡立て器を使って粉のコシがなくなるまでいためる。
取り分けておいた煮汁を一度に加え、よく混ぜ合わせる。
ホワイトソースは焦げやすいので、別鍋で煮汁を使ってつくる。
生クリームを加え、煮立ったら肉の鍋に戻して中火にかけ、全体をなじませる。器に盛り、好みでフランスパンを添える。
ホワイトクリームは吹きやすく焦げやすいので、全体をよく混ぜながら煮る。
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
つくったコメント