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きょうの料理レシピ

鶏の丸の小なべ仕立て

なべ物ほど大げさでなく「お代わりのできる実だくさんの椀物」ともいうべき料理。合理的な一汁一菜。

鶏の丸の小なべ仕立て

写真: 後 勝彦

材料

(32~34コ分(使用するスプーンの大きさによって違う))

【えび芋】*里芋でも
・米ぬか 適量
・えび芋 適量
・だし 適量
*またはブイヨン
・塩 少々
・薄口しょうゆ 少々
・みりん 少々
・酒 少々
【あわ麩】*もち、巻き湯葉でも
・鶏の丸の煮汁とだし 適量
・酒 少々
・薄口しょうゆ
・生しいたけ 適量
*しめじでもいい
・白まいたけ 適量
*しめじでもいい
・壬生菜 適量
*水菜、菊菜でも
・鶏のブイヨン カップ3~4
・塩 適量
・薄口しょうゆ 適量
・鶏の丸 適量
・柚子 適量

つくり方

えび芋(里芋でも)の準備と供し方
1

米ぬかをさらし布にくるんで水の中でもみ出してぬか水をつくる。えび芋の皮をむき、ぬか水で七分どおり火を通す。別なべに80℃の湯を沸かし、すぐえび芋をこの湯にくぐらせて、だし(またはブイヨン)に塩・薄口しょうゆ・みりん・酒各少々を加えた煮汁で薄く下味をつける。一口大に切る。

あわ麩(もち、巻き湯葉でも)の準備と供し方
2

1cm厚さに切って、鶏の丸の煮汁とだし1対1で合わせたものに、酒・薄口しょうゆ各少々を補った煮汁で静かに煮る。

生しいたけ・白まいたけ(しめじでも)の準備と供し方
3

それぞれ石づきを切り、しいたけは軸を切って一口大に切る。まいたけは小さくほぐす。

壬生菜(水菜、菊菜でも)の準備と供し方
4

洗って葉と茎に分ける。

5

鶏のブイヨン」(2人分カップ3~4見当)は塩・薄口しょうゆ各適量ですまし汁風に味を調える。小なべでこれを温め、「鶏の丸」とほかの具を1回分だけなべに入れて温めて、汁ごと取り分け、柚子を絞って食べる。

きょうの料理レシピ
2002/12/17

このレシピをつくった人

辰巳 芳子

辰巳 芳子さん

1924年生まれ。料理研究家の草分けだった母、浜子氏のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼。高齢者へのスープサービスにも力を注ぎ、鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰している。食育も実践し、児童が種をまき、育て、食べる「大豆100粒運動」を提唱し、広めている。


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