から揚げ南蛮
冬を越した初夏のしいたけは、「春子(はるこ)」と呼ばれ、香りのよさが特徴。しいたけや鶏肉からのうまみを楽しむため、つけ汁にはだしは使いません。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*1人分
*つける時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・鶏もも肉 1枚(250g)
- ・生しいたけ 3枚
- ・ピーマン 2コ
- ・しょうが (せん切り) 15g
- ・赤とうがらし (種とヘタを除く) 1本
- 【A】
- ・水 カップ1
- ・酢 カップ1/2
- ・砂糖 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・塩 少々
- ・小麦粉 適量
- ・揚げ油
つくり方
しいたけは石づきを取り、半分に切る。ピーマンは縦半分に切り、ヘタと種を取って半分に切る。鶏肉は少し厚めのそぎ切りにする。
鍋に【A】としょうが、赤とうがらしを入れて火にかけ、軽く沸かしてボウルなどの容器にあける。
つけ汁は水をベースにして、あっさり仕上げる。
ポリ袋に1の鶏肉を入れて、塩を加えてもみ、小麦粉を加えてさらにもみ込む。
まず塩を加えてしっかりもむことで、味がよくなじむ。
フライパンに深さ2~3cmまで揚げ油を入れて165℃に熱し、鶏肉をきつね色になるまで揚げる。しいたけ、ピーマンはサッと素揚げにする。それぞれ余分な油をきる。
2のつけ汁に鶏肉、ピーマン、しいたけを加え、30分間ほどつける。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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