きょうの料理レシピ
ぶり大根
冬の定番煮物のぶり大根。だしをきかせてあっさりと炊き上げた、上品な一品です。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/370 kcal
*1人分
塩分/2.7 g
*1人分
調理時間
/55分
材料
(2人分)
- ・ぶり (切り身) 2切れ(200g)
- ・大根 1/2本(700g)
- ・だし カップ2+1/2
- 【A】
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 大さじ1
- ・ねぎ 5cm
- ・せり (葉の部分) 適量
- ・柚子(ゆず)の皮 (せん切り) 適量
- ・塩 小さじ1/3
- ・小麦粉
- ・サラダ油 小さじ1
つくり方
1
ぶりに塩をふり、10分間おく。
2
大根は4cm厚さの輪切りにして皮をむき、鍋に入れる。かぶるくらいの水(または米のとぎ汁)を注ぎ、中火でゆでる。竹串がスーッと通ったら火を止めて、ざるに上げる。
3
鍋にだしと大根を入れて中火にかけ、煮立ったら【A】を入れる。ふたをして弱火で20分間煮る。
4
1のぶりの水けを拭き、小麦粉を薄くまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、ぶりを中火で両面こんがりと焼く。
! ポイント
小麦粉をつけて焼くことで、うまみが逃げにくい。焼き色がつくまで焼く。
5
3の鍋に焼いたぶりを加え、5分間ほど煮て味をなじませる。
! ポイント
大根とぶりがなじみ、澄んだだしが少し濁る程度に煮る。
6
ねぎは縦半分に切ってからせん切りにする。5を器に盛り、ねぎとせり、柚子の皮をあしらう。
全体備考
◆ぶりは先に焼いておき、煮込む時間を短縮◆
ぶりを先にフライパンで焼きつけて、下ゆでした大根とだしで炊き合わせる方法なら、煮る時間はわずか5分少々。ぶりのふっくらジューシーな持ち味を損なわない。
きょうの料理レシピ
2017/12/14
大原千鶴の もっと気軽に魚介レシピ
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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