きょうの料理レシピ
さばなす
京都のおばんざいの定番、「にしんなす」をさばでアレンジ。魚介類の料理のちょっとしたコツをおさえておきましょう。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/300 kcal
*1人分
塩分/2.6 g
*1人分
調理時間
/25分
*さばに塩をふっておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・さば (三枚におろしたもの) 1枚(160g)
- ・なす 3コ(300g)
- 【A】
- ・だし カップ1/2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・しょうが (せん切り) 少々
- ・塩 少々
- ・小麦粉
- ・ごま油 小さじ1~2
つくり方
1
さばは、腹骨と小骨を骨抜きで除く。2.5cm幅の斜めそぎ切りにし、塩をふって10分間おく。なすは二つ割りにし、皮に細かく斜めの切り込みを入れる。長さを半分に切って水にさらす。
! ポイント
さばに塩をふって余分な水けとくせを除き、うまみを凝縮させる。
2
さばの水けを拭き取り、小麦粉を薄くまぶす。フライパンにごま油を熱し、さばを皮を下にして並べ入れて中火で焼く。両面をこんがりと焼き、いったん取り出す。
3
なすの水けを拭き取り、フライパンに皮を下にして並べ入れ、ふたをして弱めの中火で焼く。途中で上下を返し、柔らかくなったら【A】を加えてふたをして、5~10分間煮る。
! ポイント
◆さばのうまみをなすに移して◆
さばを焼いたフライパンでなすを焼いて、さばから出たうまみを吸わせる。なすが柔らかく煮えたらさばを戻し入れてサッと煮からめ、それぞれのおいしさを引き立てる。
4
煮汁が少なくなってきたら、2のさばを戻し入れて煮汁をサッとからめる。
5
器に盛り、しょうがをあしらう。
きょうの料理レシピ
2017/10/19
大原千鶴の もっと気軽に魚介レシピ
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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