きょうの料理レシピ
さわらの菜種焼き
春の景色を思わせる黄色が鮮やか。焦げ色がつかないように、身が堅くならないように、ふんわりと柔らかく蒸し焼きに。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/260 kcal
*1人分
塩分/1.3 g
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2人分)
- ・さわら (切り身) 2切れ(1切れ90~100g)
- ・ゆで卵の黄身 2コ分
- ・粉チーズ 大さじ1
- ・溶き卵 少々
- ・菜の花 6本
- ・塩
- ・酒 大さじ1
- ・サラダ油 大さじ1/2
つくり方
1
さわらは血合いに包丁を入れて中骨を除き、1切れを2つに切る。全体に塩小さじ1/3、酒をふってなじませ、10分間ほどおく。
2
ゆで卵の黄身は裏ごしして、粉チーズを混ぜる。
! ポイント
卵は水からゆで、沸騰してから8分間ゆでると黄身の黄色が鮮やかに残る。
3
1のさわらの水けを拭き取って、身側にはけで溶き卵を塗り、2の黄身をきれいにまぶす。
4
フライパンにサラダ油をひいて、3を皮側を下にして並べ入れ、ふたをして弱火で7~8分間蒸し焼きにする。
! ポイント
グリルで焼くと黄身が焦げてしまうので、フライパンで蒸し焼きにする。焼き上がりの確認は、竹串を刺してみて、焼けていればスッと入り、火が通っていなければ、プチッとした感触が手に伝わる。
5
菜の花はつぼみを摘んで、塩適量を加えた熱湯で色よくゆでる。冷水にとって冷まし、水けを絞る。
6
温めた器に4を盛り、5を添える。
全体備考
◎さわら◎
関西では昔から親しまれている白身魚。脂があってしっとり上品な魚で身離れもよく、塩焼きなどに向いている。
きょうの料理レシピ
2017/03/02
土井善晴の満足おかず
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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