きょうの料理レシピ
あさりとささ身の酒蒸し
あさりの酒蒸しを鶏のささ身でボリュームアップして。バターを加えてコクを出せば、おかずらしさも倍増。あさりから出るうまみを吸ったわかめもおいしい!ご飯やパスタを加えるのもおすすめ。
写真: 竹内 章雄
エネルギー
/130 kcal
*1人分
塩分/1.9 g
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・あさり 250g
- *砂抜きしたもの。
- ・わかめ (塩蔵) 10~15g
- ・鶏ささ身 2~3本(150g)
- 【A】
- ・酒 大さじ2
- ・みりん 大さじ1
- ・塩 1つまみ
- ・水 カップ1/2
- ・細ねぎ (小口切り) 少々
- ・酒 小さじ1
- ・かたくり粉 小さじ1
- ・塩 少々
- ・バター 小さじ1
つくり方
1
あさりは殻をこすり合わせて洗い、水けをきる。わかめは塩を洗い流し、10分間ほど水につけて戻す。水けをきり、1~2cm長さに切る。
2
ささ身は筋を除き、薄いそぎ切りにする。酒、かたくり粉、塩をふってまぶす。
! ポイント
かたくり粉の衣でささ身がパサつかず、ツルリとなめらかに。酒と一緒にまぶすと粉が薄く均一につき、軽やかな衣になります。
3
フライパンに【A】を合わせて煮立て、弱めの中火にしてささ身を並べ入れる。ふたをして2分間ほど蒸し煮にし、あさりを加えてさらに蒸し煮にする。
4
貝が開いたら、わかめとバターを加えてサッと煮、汁ごと器に盛って細ねぎを散らす。
! ポイント
バターのかわりに、ごま油、オリーブ油、ラーユなどで風味づけしても。
全体備考
【冷凍保存でうまみがアップ】
旬のあさりがお買い得なときは、多めに買っても問題なし。塩水につけて砂抜きしたら、すぐ使わない分は水けをきってポリ袋に入れ、冷凍しておけば約1か月間保存できる。身のふっくら感は少なくなるが、うまみが濃くなるので、スープやパエリヤ、パスタソースのように、あさりのだしを利用する料理に重宝する。
きょうの料理レシピ
2017/02/27
春の定番にひと工夫
このレシピをつくった人
舘野 鏡子さん
1970年生まれ。桐朋学園大学ピアノ科卒業。NHK「きょうの料理」の料理アシスタントを10年続け、独立。三世代の家族が満足できる食事、家庭でつくりやすい献立やお菓子を日ごろから研究。
つくったコメント