きょうの料理レシピ
ひじきと鶏肉の煮物
野菜が高いときや、ないときには乾物が重宝します。コツを押さえて調理すれば、食卓の主役として大活躍。ひじきの煮物は、鶏肉など脂のある食材を加えると、グッとおいしくなります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/510 kcal
*全量
塩分/5.2 g
*全量
調理時間
/20分
*ひじきを戻す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ひじき (乾) 20g
- ・鶏もも肉 70g
- ・油揚げ 40g
- ・にんじん 3.5cm(25g)
- ・こんにゃく 50g
- ・だし カップ1
- 【A】
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1+1/3
- ・みりん 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・サラダ油 小さじ2
- ・みりん 小さじ2
つくり方
1
ひじきはたっぷりの水に15分間つけて戻す。3回ほど水をかえながら洗い、ざるに上げて水けをきる。
! ポイント
水につける時間が長すぎると、ひじきが柔らかくなりすぎてしまい、歯ごたえが損なわれる。
2
鶏肉は一口大に切る。ボウルに入れ、しょうゆをもみ込む。
! ポイント
しょうゆをもみ込むことで、下味をつけ、肉のくせを取る。
3
油揚げ、にんじん、こんにゃくは1cm幅、3.5cm長さの拍子木形に切る。こんにゃくは、水と一緒に鍋に入れて火にかけ、沸騰したら流水にさらしてざるに上げる。
4
フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を加える。表面に軽く焼き色がついたら3を加えて炒める。
5
具材に油がなじんだら、ひじきを加えて軽く水けをとばす。だしを加え、沸騰してきたら【A】を加えて煮る。
! ポイント
火加減はフツフツ煮立つくらいの中火を保つことで、具材に味がよくしみ込む。
6
煮汁が少なくなったら、みりんを回しかけて混ぜ合わせ、照りつやが出たら火を止める。
! ポイント
最後に「追いみりん」をすることで、味がまとまり、ワンランク上の仕上がりに。
全体備考
【ココが肝心!】
ひじきは戻しすぎに注意。ある程度歯ごたえがあったほうが、おいしく食べられる。
きょうの料理レシピ
2017/02/14
京料理人の かんたん!和食塾
このレシピをつくった人
髙橋 義弘さん
一子相伝の卵料理を名物とする創業400年の京都老舗料亭の若主人。代々の味を守りつつ、現代的な日本料理にも積極的に取り組んでいる。
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