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きょうの料理レシピ

鶏もも肉のかす漬け

かす漬けにすることで風みが増して、肉がしっとりやわらかくなります。

鶏もも肉のかす漬け

写真: 浮田 輝雄

エネルギー /680 kcal

*全量

塩分/4.2 g

*全量

調理時間 /20分

*漬けておく時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・鶏もも肉 1枚(300g)
【A】
・戻した酒かす 150g
*「黒甘酒」のつくり方を参照
・みそ 大さじ3
・みりん 大さじ2
・ねぎ 1本

つくり方

1

鶏肉は余分な脂や筋を取り除く。【A】をボウルに入れてよく混ぜ、保存容器に半量を入れてならす。その上にガーゼを敷いて鶏肉をのせ、ガーゼで覆う。【A】の残りを平らにのせてふたをし、冷蔵庫に入れて1~2日間おく。ねぎは5cm長さに切る。

2

表面加工のしてあるフライパンに、鶏肉を皮側を下にして入れる。弱火にかけてふたをして5分間焼き、裏返してねぎを加え、さらに5分間焼く。鶏肉を食べやすい大きさに切り、ねぎとともに器に盛る。

! ポイント

焦げやすいので弱火でじっくりと焼く。

全体備考

【酒かすとこうじについて】
酒かすはお湯で戻すだけなので扱いが簡単。板のまま冷凍すれば数か月間、戻したものは冷蔵庫で10日間もちます。こうじは「起こす」前なら1年間は保存できます。起こす作業に少し時間がかかりますが、一度起こしておけば冷凍もできます。ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で2か月間保存可能。やさしい風味の甘酒やこうじ漬けは絶品です。

【保存】
漬けてから3日間で食べきる。すぐに食べないときはかすから取り出してラップで包み、冷凍庫で保存。食べる前に冷蔵庫に戻して解凍する。

きょうの料理レシピ
2017/01/19 大原千鶴の 季節のやさしい手仕事

このレシピをつくった人

大原 千鶴

大原 千鶴さん

京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。

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