きょうの料理レシピ
紅白のしっとり肉巻き
盛りつけに華を添える端正な市松模様は、冬に甘みを増す大根とにんじんで作ります。味の決め手は、ソースの干し柿とにんじんの甘みで。ギュッとうまみを閉じ込め、濃厚なおいしさになりますよ。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/430 kcal
*全量
塩分/3.2 g
*全量
調理時間
/20分
*冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・にんじん (1cm角、7cm長さの棒状) 4本
- *あれば金時にんじん。
- ・大根 (1cm角、7cm長さの棒状) 4本
- ・牛薄切り肉 (しゃぶしゃぶ用/大) 2枚(150g)
- 【A】
- ・酒 カップ1/2
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・みりん 大さじ1/2
- ・みそ 小さじ1/2
- ・にんじん 8g
- ・干し柿 1/4コ
- ・塩 少々
- ・サラダ油 少々
つくり方
1
フライパンに湯を沸かし、塩を加えてにんじんと大根をゆでる。竹串がスッと通るくらいになったらざるにあけ、水けを拭く。
2
大根とにんじんが市松模様になるように2本ずつを組み合わせ、牛肉1枚をのばして端から巻く。同様にもう1本つくり、端をようじでとめる。
! ポイント
長さ、幅が足りない牛肉を使うときは、2枚の牛肉の端を少しずつ重ねて巻く。
3
フライパンにサラダ油を熱して2を焼き、全面にしっかり焼き色をつける。
4
フードプロセッサーに【A】を入れてかくはんし、ソースをつくる。3に加え、強めの中火で5分間煮からめて火を止める。ソースにつけたまま冷まし、ようじを抜いて一口大に切る。
! ポイント
ソースを加えるとき、火が移らないように注意。ソースのにんじんは、棒状に切った残りでよい。フードプロセッサーがなければ、すり鉢ですっても。
きょうの料理レシピ
2016/12/13
高橋拓児の軽やかおせち
このレシピをつくった人
髙橋 拓児さん
東京で修業後、生家で厨房に立ち、豊かな発想で従来の概念にとらわれない独自の京料理が人気を博す。料理教室での論理的でわかりやすい解説も好評。シニアソムリエの資格ももち、ワインにも造詣が深い。NPO法人「日本料理アカデミー」でも活躍中。
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