きょうの料理レシピ
冬野菜グラタン
野菜のうまみが出ているゆで汁を「だし」として使うグラタンです。フランスのむだなしやりくり家庭料理ですよ。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/330 kcal
調理時間
/35分
材料
(4人分)
- ・にんじん 1本
- ・マッシュルーム 4コ
- ・小たまねぎ 8コ
- ・カリフラワー 1/2コ
- ・ブロッコリー 1/2コ
- ・かぶ 1コ
- 【A】
- ・バター 大さじ4
- ・小麦粉 大さじ4
- ・野菜のゆで汁 カップ2
- ・生クリーム カップ1/2
- ・グリュイエールチーズ (すりおろす) 60g
- ・塩
つくり方
1
にんじんは皮をむき、7~8mm厚さの輪切りにし、飾りの筋をつける。マッシュルームは半分に切る。小たまねぎは皮をむく。カリフラワーとブロッコリは小房に分ける。かぶは茎を少し残して皮をむき、八つ割りにする。
2
なべに水カップ2、塩小さじ1/2弱を入れ、にんじん、マッシュルームを入れ、ふたをして沸騰してから6~7分間煮る。小たまねぎとカリフラワーも加え、さらに5分間煮る。
3
かぶとブロッコリを加え、さらに3分間煮て、ゆで上がった野菜をざるに取り出す。ゆで汁はとっておく。このとき2カップ分なければ湯をたしておく。
4
厚手のステンレスなべに【A】のバターを溶かし、一度火からはずして小麦粉を加え、火にかけて泡立て器で混ぜる。全体に白っぽい泡が立ち、粉のコシが取れたら3のゆで汁を加え、泡立て器で混ぜる。生クリームも加え、ソース状にする。
! ポイント
うまみの出たゆで汁を利用することで、あっさりしたおいしさが楽しめる。
5
耐熱性容器に3を並べ入れ、上から4をかける。グリュイエールチーズをふって、200℃のオーブンできつね色になるまで焼く。
きょうの料理レシピ
2002/01/15
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
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