チキンカレー
濃厚なうまみとコクの深さにびっくり!鶏肉は塩水につけてから焼くと、パサつかず、短時間なのにじっくり煮込んだようなカレーになるから不思議。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*鶏肉を塩水につける時間は除く。
材料
(4人分)
- ・鶏もも肉 500g
- ・たまねぎ 1コ(200g)
- ・にんじん (小) 1本(150g)
- ・オレンジマーマレード 大さじ1
- ・カレールー 80g
- ・ご飯 (温かいもの) 適量
- ・塩 小さじ1
- ・サラダ油 大さじ3
つくり方
鶏肉は一口大に切る。ジッパー付き保存袋に水カップ1と塩を入れて塩を溶かし、鶏肉を加える。手でよくもみ込み、冷蔵庫に3時間ほどおく。
たまねぎは横半分に切り、繊維に沿って薄切りにする。にんじんは5mm厚さのいちょう切りにする。
フライパンにサラダ油を中火で熱してたまねぎを入れ、強めの中火で焼きつける。最初は触らず、縁が茶色くなってきたら、時々混ぜながら、約10分間じっくり焼きつける。途中で焦げそうになったら、水カップ1/4を2~3回に分けて加える。
全体があめ色になったら、炒め終わり。
にんじんを加えて軽く炒め、水カップ2+1/2、マーマレードを加える。ひと煮立ちしたら弱火にし、にんじんに火が通るまで15分間ほど煮る。
1の鶏肉の水けをペーパータオルで拭き取る。別のフライパンに鶏肉の皮を下にして入れ、強めの中火で両面に焼き目をつける。
5のフライパンの火を止めてカレールーを割り入れ、ルーが溶けるまで混ぜ合わせる。
7に6の鶏肉を加え、弱火にしてとろみがつくまで4~5分間煮る。器にご飯を盛り、カレーをかける。
◆炒めたまねぎのこと◆
じっくり炒めたたまねぎは、カレーのうまみの素(もと)になるが、あめ色になるまで炒めるのは、時間がかかって大変。そこでおすすめなのが、強めの中火で焼きつける方法。たまねぎの縁に焼き色がつくまで焼きつけたら、焦げないように少量の水を足しながら炒めると、10分間ほどであめ色に。こうすれば、かなりの時短になり、甘みもうまみもしっかり引き出すことができる。
このレシピをつくった人
水野 仁輔・伊東 盛さん
カレー、スパイスに造詣が深く、日本のカレー界をけん引してきた2人。各地で講演会や料理教室、イベントなどを行なうほか、キッチンカーでのカレーの販売などでも人気を集めている。
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