スクランブルエッグ
ボウルでひたすら混ぜ続けることで卵が空気を含み、フワッとしうっとりするような、なめらかな食感になります。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
- ・卵 3コ
- ・牛乳 80ml
- ・バター (食塩不使用) 30g
- *冷蔵庫から出し、常温に戻しておく。
- ・好みの葉野菜 適量
- ・トマトケチャップ 適量
- ・食パン (8枚切り) 2枚
- ・塩 一つまみ
- ・こしょう 少々
つくり方
ボウルに卵を割り入れ、卵白の塊がなくなるまで泡立て器でよく溶きほぐす。泡立て器を持ち上げると、サーッと流れ落ちるくらいを目安にする。
1に牛乳、バター、塩一つまみ、こしょう少々を加えて混ぜる。
湯せんの準備をする。フライパンに湯を沸かし、底に折りたたんだ布巾を敷く。布巾を敷いておくと、ボウルが安定するので混ぜやすい。
3に2のボウルをのせ、フライパンを中火にかけながら、泡立て器で4~5分間混ぜる(ボウルが熱くなるため鍋つかみを使う)。周りから火が通って固まってくるので、泡立て器で周りについている卵をはがすようにしながら混ぜるとよい。
卵がもったりと固まり始めたら、湯せんから外し、余熱でトロッとするまで混ぜる。
食パンはこんがり焼いて食べやすく切る。5を器に盛り、葉野菜、ケチャップ、食パンを添える。
【スクランブルエッグQ&A】
【Q】ボウルはどんな素材でもいいの?
【A】できれば、熱が伝わりやすいステンレス製がベター。アルミ製だと金けが出てしまうし、ガラス製やホウロウ製のボウルは、熱伝導が悪いので、卵に火が通るまでに時間がかかってしまいます。卵1コからできますが、その場合は小さめのボウルを使いましょう。
【Q】失敗しないコツは?
【A】卵がもったりと固まり始めたら、すぐに湯せんから外しましょう。卵が固まってきても、湯せんにかけて混ぜ続けると、卵液が分離して水分が出てきて、なめらかさも半減してしまいます。
このレシピをつくった人
荻野 伸也さん
都内の有名レストランの料理長などを歴任し、2007年に自身の店をオープン。荻野さんの人柄同様、店内や厨(ちゅう)房には明るく楽しい雰囲気があふれる。肉料理や煮込み料理が得意。
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