みそ汁を使っただし巻き卵
一口食べると、ほのかにみその風味を感じます。みそ汁は、前の晩の残りを利用しても。
写真: 野口 健志
*全量
材料
(11×15cmの卵焼き器1コ分)
つくり方
ボウルに卵を割り入れ、菜箸で溶きほぐす。混ぜすぎず、白身の塊が多少残っている程度でよい。
【A】を混ぜ合わせ、1に加えて混ぜる。
卵焼き器にペーパータオルでサラダ油少々を塗り、中火で温める。菜箸で卵液少々をつけてみて、ジュッと音がすれば、十分に温まっている証拠。
卵液の1/3量を流し入れ、全体に均一に広げる。
できた気泡をつぶすように菜箸でつつきながら焼き、半熟状になったら、フライ返しで向こうから手前に巻く。
5を向こう側に寄せ、あいた手前側にペーパータオルでサラダ油少々を塗り、再度、残りの卵液の半量を流し入れる。
焼けた卵を菜箸で浮かせ、その下にも卵液を行き渡らせる。
流した卵液が半熟状になったら、再度フライ返しで向こうから手前に巻く。
6~8と同様にして、残りの卵液を流し入れて焼き上げ、最後に菜箸で押さえて形を整える。
食べやすく切り分けて器に盛り、大根おろしを添えてしょうゆ少々をかける。
【分量】
11×15cmのものより大きい卵焼き器を使う場合は、卵3コ、 A(みそ汁カップ1/4、しょうゆ大さじ1、みりん 大さじ1)で同様につくってもよい。
◆だし巻き卵Q&A◆
【火加減はどれくらい?】
だし巻き卵を焼くときは、最初から最後まで中火が基本。途中で、火加減を変える必要はありません。きれいに焼くには、卵焼き器のあいたスペースに、こまめにペーパータオルでサラダ油を塗ることが大切。卵焼き器にくっつかず、きれいに焼き上がります。
【ふっくら柔らかく焼き上げるには?】
卵液を一気に流し入れず、3回に分けて焼くのがコツ。それ以上分けると、卵の層が薄くなり、焼き上がりが堅くなります。ビギナーはフライ返しを使うと、スムーズに巻くことができます。
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