ささ身とパプリカのシンプルソテー
ささ身の繊細なおいしさを生かしたソテー。程よい焼き色をつけたら、蒸し焼きにして中までしっかり火を通し、ふっくらと焼き上げましょう。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・鶏ささ身 6本(約300g)
- 【下味】
- ・塩 小さじ1/2
- ・こしょう 少々
- ・オリーブ油 小さじ2
- ・オリーブ油 大さじ1/2
- ・パプリカ (赤) 1コ(150g)
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・粒マスタード 大さじ1
つくり方
ささ身の白い筋の端を持ち、肉との境目をキッチンばさみで少しずつ切る。3~4cm切って筋が細くなってきたら、筋の付け根を切り離す。
筋を取ると焼いたときに身が縮みにくくなってふっくら焼き上がる。
ささ身はバットに入れ、【下味】の塩、こしょうをふって全体にまぶす。
【下味】のオリーブ油をかけ、手で軽くもみ込むようにして全体によくからめる。
パプリカは縦半分に切り、ヘタと種を除き、それぞれ縦3等分に切る。
フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、表面(筋の跡がないほう)を下にして並べ入れる。あいたところにパプリカも入れ、パプリカに塩、こしょうをふる。約3分間焼いたら返し、さらに約3分間焼く。
ふたをして弱火にし、約2分間蒸し焼きにする。器に盛り、粒マスタードを添える。
【「鶏ささ身」はこんな肉!】
むね肉の内側にある部分で、笹の葉に似た形をしています。脂肪が少なく、高たんぱく、低カロリーのヘルシー食材。肉色は淡く、味わいも淡泊で、鶏肉の中で最も柔らかい部位です。
【油をからめる】
脂肪の少ないささ身は、油をからめてから調理するとコクが出ておいしくなります。油がしみ込むことでさらに柔らかさが増し、油でコ
ーティングされるので水分が逃げず、パサつき防止に。また、切らずに調理すると、切り口から肉汁が流れ出ないので、さらにジューシーに仕上がります。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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