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きょうの料理レシピ

かぼすのマーマレード

ちょっとめずらしい、かぼすのマーマレード。丁寧に皮を薄切りにすると、食べやすくきれいな仕上がりに。

かぼすのマーマレード

写真: 野口 健志

材料

(つくりやすい分量)

・かぼす 約5コ(450g)
・グラニュー糖 300g
*かぼすの重量の約65%

つくり方

1

かぼすは皮を薄く削る。

! ポイント

表面の堅い皮をまんべんなく削る。食べたときの舌触りがよくなる。

2

鍋に1のかぼすとたっぷりの水を入れ、火にかける。煮立ったら、ふたをして中火で約20分間煮る。

3

かぼすを水にとり、時々水をかえながら一晩さらして苦みを抜く。

4

3のかぼすを横半分に切って手で絞り、こし器を通して汁をボウルに受ける。種は取り除く。

5

横半分に切ったかぼすをさらに4~6等分にし、果肉の袋の堅い部分を切り取る。ヘタも切り落とす。袋が長く残らないように、袋を直角に切る方向で、皮を薄切りにする

! ポイント

フードプロセッサーでみじん切りにしてもよい。

6

鍋に4のかぼすの汁、水カップ1、グラニュー糖を入れて火にかける。アクを取りながら、約110℃になるまで煮詰める。

7

5を加え、アクを取りながら、約105℃になるまで煮る。

8

煮沸した瓶に詰め、ふたをして逆さまにして冷ます。

全体備考

保存:常温で1年間

きょうの料理レシピ
2004/06/30 手作りジャム・コンポート

このレシピをつくった人

脇 雅世

脇 雅世さん

約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。

レシピの①、「薄く皮を削る」がよくわからなくて、数箇所1cmくらい削った状態で進めました。一晩水につけたのですが、苦味が残ってしまいました。色もどす黒くて見栄えも悪いのですが、ホロ苦風でこれはこれで食べられそうです。皮ははじめからフードプロセッサーを使う予定だったので、実を切るときは横ではなく縦に切りました。その方が外皮から剥がしやすいです。次回つくるときは皮だけ茹でこぼしをしてもいいかも。
2020-10-01 03:28:35
きび糖を使ったため飴色になってしまいましたがとても美味しくできました。カボス1200gで作成。
熟したカボスだったのでゆで時間は10分くらいで柔らかくなり、一晩水に浸すと苦みがなくなりました。
水は入れず、全部の材料を一気に入れました。一部どフードプロセッサーにかけました。
酸味と甘みのバランスも良かったです。
2016-12-17 04:50:17

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