秋の彩り炊き込みご飯
きのこのうまみがご飯にたっぷりしみ込む炊き込みご飯。材料を下ごしらえしたら、あとは炊飯器にお任せ。
写真: 白根 正治
*1人分
*1人分
*米をだしにつける時間、炊く時間は除く。
材料
(3~4人分)
つくり方
米は洗って水けをよくきる。万能だしとともに炊飯器の内釜に入れて30分~1時間おく。
鶏肉は小さめのそぎ切りにする。しめじは小房に分けてから根元を取る。えのきだけは根元を切り落とし、長いときは2~3等分に切ってほぐす。
ボウルに【A】と鶏肉を入れてよく混ぜる。しめじとえのきだけを加えてさらに混ぜ、味をなじませる。
1に【B】を加えて混ぜ、3の具を全体に広げるようにのせ、普通に炊く。炊き上がったらサックリと混ぜて器に盛る。菊の花はガクから花びらを外し(全体備考1.参照)、ぎんなんとともに散らす。
ご飯は温かいうちに1食分ずつに分け、ラップでくるんで粗熱を取ってから冷凍する。食べるときは電子レンジにかける。
●菊の花の保存法●
1. 菊の花1パックは花びらを下にしてうすい塩水につけ、約10分間おく。ガクを持ってふり洗いし、ごみや汚れを落とす。ガクを押さえて花びらをむしる。
2. 花びらをざるに入れ、酢少々を加えた熱湯でサッとゆでる。冷水にとってさらし、よく冷まして水けを絞る。
3. 2を甘酢(酢大さじ3、水大さじ1、砂糖大さじ2、塩小さじ1/3)につけ、1回分ずつ小分けにして保存袋などに入れて冷凍する。使うときは自然解凍し、焼き魚の前盛りにしたり、きゅうりもみや酢の物などと合わせる。
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このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
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