きょうの料理レシピ
黒砂糖のクレープ
なぜか杉本家で「田舎せんべい」と呼ばれていたクレープは、黒砂糖のみのシンプルさが絶妙です。幼い杉本さんは、焼きたてができるそばで、待ち構えて食べていたそうです。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/70 kcal
*1枚分
塩分/0.1 g
*1枚分
調理時間
/25分
*生地を休ませる時間は除く。
材料
(約10枚分。)
- ・薄力粉 50g
- ・砂糖 25g
- ・卵 1コ
- ・牛乳 170ml
- ・バター 10g
- ・黒砂糖 (粉状) 30g
- ・サラダ油 適量
つくり方
1
ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖、卵、牛乳を順に加えてそのつど泡立て器でよく混ぜる。ダマがあればざるでこす。
2
直径約15cmのフライパンを中火で熱し、バターを溶かす。茶色く色づいてきたら、1に加えてよく混ぜる。
! ポイント
時間があれば、1時間ほど冷蔵庫で生地を休ませる。時間がなければすぐ焼いてもよい。
3
2のフライパンのバターを拭き取り、サラダ油適量を薄くひいて中火にかける。2を玉じゃくし八分目を目安に流し入れて焼く。生地の端が乾いてきたら竹串ではがし、両手で生地の縁を持って裏返し、10秒間ほど焼く。
! ポイント
レース模様のような焼き色がついていれば、ちょうどよい焼き加減。
4
皿に取り出し、残りも同様に焼いて重ねる。折りたたんで器に盛り、黒砂糖を散らす。
きょうの料理レシピ
2016/10/12
杉本節子の 町家で楽しむ京ごはん
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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