
きょうの料理レシピ
干ししいたけとおからの炊いたん
出盛りのきのこを使った「秋味」のおからは、じゃこや干ししいたけのうまみを存分に吸って、しっとりした口当たりです。だしを使わなくてもこんなにおいしい、絶品&決定版のおからの煮物。

写真: 蛭子 真
エネルギー
/180 kcal
*1人分
塩分/2 g
*1人分
調理時間
/15分
*干ししいたけを戻す時間は除く。
材料
(2人分)
- ・おから 100g
- ・にんじん 30g
- ・油揚げ 1/2枚
- ・ちりめんじゃこ 15g
- ・干ししいたけ (薄切り) 3g
- *全体備考参照。
- 【A】
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・砂糖 小さじ1+1/2
- ・塩 2つまみ
- ・細ねぎ (小口切り) 3本分
- ・サラダ油 大さじ1
つくり方
1
干ししいたけは、カップ3/4の水に浸して戻す(薄切りの自家製なら20分間、丸のままの市販品なら一晩または7~8時間程度)。
2
にんじんは1cm長さの細切りにする。油揚げは紙タオルで余分な油を除き、1cm長さの細切りにする。
3
フライパンにサラダ油を中火で熱し、おからを1~2分間炒める。全体に熱が回ったら、干ししいたけを戻し汁ごと加え、2、ちりめんじゃこ、【A】を加えて全体を混ぜる。
4
時々混ぜながら5分間ほど煮たら、細ねぎを加えて火を止め、混ぜる。
全体備考
【干ししいたけ】
市販の物でもよいですが、出盛りの時季にしいたけをたくさん入手できたときは、自家製干ししいたけをつくることも。今回は直径4cm程度のしいたけを4枚、3~5mm厚さの薄切りにし、ざるにのせて風通しのよいところで2~3日間干しました。旬の味を、少しでも長もちさせる工夫です。
きょうの料理レシピ
2016/10/10
杉本節子の 町家で楽しむ京ごはん
このレシピをつくった人

杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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