かぼちゃとさつまいもの焼きコロッケ
秋においしいかぼちゃとさつまいもを、パンケーキのように大きな焼きコロッケにします。食べごたえ満点ですが、揚げてないからヘルシー。甘酸っぱいソースがホックリ感にマッチします。
写真: 野口 健志
*1/4量
*1/4量
材料
(つくりやすい分量)
- ・かぼちゃ 150g
- ・さつまいも 150g
- ・たまねぎ 1/3コ(60g)
- ・ベーコン (薄切り) 3枚(50g)
- ・パセリ (みじん切り) 大さじ1+1/2
- ・牛乳 適宜
- ・溶き卵 適量
- ・パン粉 適量
- *細かめのもの。なければ手でもんで細かくするとよい。
- 【A】
- ・あんずジャム 大さじ2
- ・レモン汁 大さじ1/2
- ・オリーブ油
- ・塩 小さじ1/3
- ・こしょう 少々
- ・小麦粉
つくり方
かぼちゃ、さつまいもは皮をところどころむいて約2cm角に切り、水にサッとくぐらせて耐熱ボウルに入れる。ラップをかぶせて電子レンジ(600W)に4分~4分30秒間かけ、竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら、ポテトマッシャーやフォークなどでつぶす。
ベーコンは5mm幅に切る。たまねぎは横に薄切りにする。【A】のジャムは果肉が残っていれば細かく刻み、器に入れてレモン汁を混ぜ合わせ、ソースをつくる。
フライパンに2のベーコンを入れて弱火で炒める。脂が出てきたらオリーブ油小さじ1を加え、たまねぎを加え、弱めの中火でしんなりとするまで炒める。
3を1のボウルに加え、パセリ、塩、こしょうをふって、へらなどで混ぜてひと塊にする。堅すぎて割れてしまうようなら、牛乳大さじ1~2を加えてまとめ、小麦粉を薄くふったまな板に取り出して、直径15cm、厚さ2.5cmほどの円形に整える。
大きくつくってから切り分けるほうが、吸油量を減らせる。
4に溶き卵、パン粉をつけ、片面に浅く十文字の切り目を入れる。
フライパンにオリーブ油大さじ1/2を弱火で熱し、5の切り目を下にして焼く。軽く色づいたら丁寧に裏返し、オリーブ油大さじ1/2を鍋肌から回し入れる。反対側も焼けたら器に盛り、2のソースを添える。
揚げるかわりに、少量の油でカリッと焼いて。タネを4等分して丸め、パン粉をつけて揚げるより、1コにつき100kcal減らせる。
このレシピをつくった人
鮫島 正樹さん
ヨーロッパ家庭料理をベースとした、身体にやさしく、つくりやすいレシピを提案、自ら日々、実践している。エレガントなヨーロッパ伝統菓子も得意とする。メニュー開発分野でも長年、活動。
フード アート アンド デザイン シィ(東京都)
近著に「サメジマ式シニアごはん」(NHK出版)。
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