きょうの料理レシピ
栗の甘露煮
つやのある黄色がなんとも美しく上品な甘露煮です。お茶うけにはもちろん、軽くあぶると、ワンランク上の風味と姿になって、おせちなどにもぴったりの一品になります。
写真: 浮田 輝雄
エネルギー
/2490 kcal
*全量
塩分/0.7 g
*全量
調理時間
/120分
*くりを熱湯・水に浸す時間、冷ます時間を除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・栗(くり) 1kg
- ・くちなしの実 2コ
- 【みつ】
- ・砂糖 350g
- ・水 カップ3
- ・塩 少々
つくり方
下処理
1
くりは栗の渋皮煮の1~3と同様にして鬼皮をむく。ボウルに水を入れ、くりを浸して軽く汚れを取る。
2
渋皮は渋が残らないように厚めにむく。縁の部分からむきはじめ、そのあとに中央の部分をむくとむきやすい。水でサッと洗い、鍋に移す。
煮る
3
くちなしの実は半分に切る。鍋にくりとヒタヒタの水、くちなしの実を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして10分間ゆでる。
4
火を止め、そのまま冷ましてくちなしの色をしっかりくりにつけ、くちなしを取り除く。
5
鍋からくりをやさしく取り出し、別の平たい鍋(内径26cmが目安)に移す。
6
小鍋に【みつ】の材料を入れて弱火にかけ、砂糖が溶けるまでかき混ぜる。5の鍋に【みつ】を注ぎ入れ、紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをして火にかけ、煮立ったら弱火で10分間コトコトと煮る。火を止めてそのまま冷ます。
全体備考
【保存】
みつと一緒に保存容器に入れて、冷蔵庫で10日間保存可能。煮沸消毒した保存瓶にみつに浸った状態で入れた場合は、冷蔵庫で約3~4か月間保存可能。
きょうの料理レシピ
2016/09/22
大原千鶴の季節のやさしい手仕事
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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