きょうの料理レシピ
煮豆
大豆は水で戻さずに、100℃前後まで熱した湯に直接入れてゆでましょう。豆の味が強いゆで上がりになります。一度に一袋分ゆでて小分けにしておけば、忙しい日のお助け食材になります。
写真: 鍋島 徳恭
エネルギー
/590 kcal
*全量
塩分/4 g
*全量
調理時間
/55分
*粗熱を取る時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・大豆 (乾) 300g
- *ゆでて、カップ2を使う。
- 【A】
- ・酒 カップ1
- ・三温糖 大さじ1+1/2
- 【B】
- ・しょうが (みじん切り) 大さじ1
- ・切り昆布 (乾) 10g
- ・にんじん (せん切り) 3cm分(30g)
- ・さやいんげん (1cm幅の斜め切り) 4本分
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
下ごしらえ・準備
豆をゆでる
1 深めの土鍋に8分目まで水を入れて強火にかけ、沸騰させる。ボコボコと泡が出てからさらに3~5分間加熱し、100℃前後まで湯の温度を上げる。
2 大豆を1に加える。鍋に最初に浮かぶ泡はほこりを含んでいるのですくい、すくった分と同量のさし水をする。鍋の水は常に一定の量に保ち、火加減は鍋の中の豆がいつも踊るようにゆるく動く状態を保つ。
3 徐々に豆のアク(しぶ)が出はじめたらすくい、そのつどすくった分と同量のさし水をする。火加減を見て鍋の中の豆の状態を一定に保ちながら約30分間、堅めにゆで上げる。
4 流しに鍋ごと移し、鍋のへりに水流が当たるように蛇口から水をかける。鍋中の温度が下がったら両手で豆をすくい上げ、平ざるに広げる。粗熱が取れたらカップ2を取り分け、残りはカップ1ずつ小分けにしてジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍する。冷蔵保存の場合は2~3日間で食べきる。
つくり方
豆を煮る
1
小ぶりの土鍋に4のゆで大豆カップ2と【A】を合わせ、中火にかける。【B】を加えてふたをし、約10分間煮、好みの堅さで火を止める。
2
にんじんとうす口しょうゆを加え、ふたをせずに1~2分間煮る。火を止めてふたをし、そのまま粗熱が取れるまでおく。再度中火にかけ、さやいんげんを加えてサッと煮る。
きょうの料理レシピ
2016/09/14
松田美智子の和食スタイル
このレシピをつくった人
松田 美智子さん
都内で料理教室を主宰。惣菜からもてなし料理、保存食まで、和洋中のジャンルを超えて幅広く指導。鍋料理の本も執筆。テーブルウェアの開発などにも携わる。
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