きょうの料理レシピ
いわしのつみれ汁
いわしをまるごとたたいて「つみれ」に仕立てました。寒さの続く季節に温かい汁物で体を温めて。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/270 kcal
*1人分
塩分/2.1 g
*1人分
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・いわし (大) 5匹(500g)
- 【A】
- ・おろししょうが (皮ごとすりおろす) 20g
- ・赤みそ 25g
- ・小麦粉 大さじ3
- ・粉ざんしょう 適量
- ・白菜 250g
- ・ねぎ 1本
- ・昆布 (8cm四方) 1枚
- ・粉ざんしょう 適宜
- ・みそ 30g
- ・ごま油 大さじ1
つくり方
1
いわしは包丁でウロコを取り、頭を切り落として腹をまっすぐ切り、切り口から内臓をかき出す。流水で腹の中をきれいに洗い、水けを丁寧に拭き取る。
! ポイント
まな板に紙を敷いておくと、取り出した内臓をそのまま包んで捨てることができる。水洗いでは、血合いや血を取り除く。
2
白菜は食べやすい大きさにザク切りにする。ねぎは2cm幅くらいの斜め切りにする。
3
1を小口から骨ごと薄切りにし、さらに包丁で細かくたたく。
! ポイント
包丁は、あれば出刃包丁を使うと重みがあるのでたたきやすい。
4
3をすり鉢に移してすりこ木でよくすり、【A】の材料を順に加えながら、さらにすり混ぜてなめらかにする。
5
鍋に昆布と水カップ4を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら白菜を加える。再び煮立ったら、4を一口大に丸め、スプーンですくって落とし入れていく。
! ポイント
つみれのタネを片手に1つかみほど取って握り、親指と人さし指の間から丸く絞り出してスプーンですくい取る。
6
少し煮てアクを取り、2のねぎを加えて5分間ほど煮る。
! ポイント
昆布は邪魔にならなければ取り出さなくてもよい。
7
みそ30gを溶き入れ、さらに2~3分間煮て味をなじませる。仕上げにごま油大さじ1を回し入れる。椀(わん)によそい、好みで粉ざんしょうをふる。
きょうの料理レシピ
2016/02/01
土井善晴 食卓二十四節気
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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