豆腐のごま風味グラタン
豆腐と豆乳に含まれるイソフラボンが、ごまの抗酸化作用で強化されます。食べごたえがあるのにもたれません。
写真: 原 俊彦
材料
(4人分)
- ・豆腐 (木綿) 1丁
- ・細ねぎ 1本
- ・エリンギ 1/2本
- ・ミニトマト 4コ
- 【ソース】
- ・白ごま 大さじ3弱(20g)
- ・バジル (大) 4枚
- ・白みそ 大さじ7弱(100g)
- ・プレーンヨーグルト 大さじ4
- ・豆乳 カップ1/4
- ・にんにく 1かけ
- ・パルメザンチーズ 適宜
- ・黒ごま 適宜
- ・オリーブ油
つくり方
豆腐は1cm角に切る。細ねぎは3~4cm長さの斜め切りにする。エリンギは食べやすい大きさに裂く。ミニトマトは輪切りにする。
いった白ごまをすり鉢で五分ずりにする。すり鉢の上側を使ってバジルをすり、ごまと混ぜる。白みそ、ヨーグルト、豆乳の順に加え、さらに混ぜ合わせる。
ごまは外皮が堅いので、消化吸収をよくするために、フライパンでサッといり、すり鉢でする。バジルはすり鉢の上側で細かくすったあと、すりごまと合わせる。
にんにくの切り口をこすりつけたグラタン皿に、豆腐、エリンギ、ミニトマト、細ねぎを入れ、2の【ソース】をかけて、パルメザンチーズ、黒ごまをふり、200℃に熱したオーブンで7~8分間焼く。
豆腐の上に、エリンギ、ミニトマト、細ねぎを散らし、【ソース】をかける。
焼き上がったグラタンにオリーブ油数滴をたらし、器に取り分ける。
★ごまのパワーを高める調理術★
●フライパンでいる。すり鉢でする
加熱するとゴマリグナンのパワーがアップ。すり鉢ですれば消化吸収効率も高まります。
●イソフラボンを含む食材と組み合わせる
抗酸化物質で働きが強められるイソフラボンを含む食材(豆乳、豆腐、納豆など)と組み合わせると効果アップ。
今回の料理→「豆腐のごま風味グラタン」
●酸化しやすい食材と組み合わせる
酸化しやすい食材(魚類、植物油など)と組み合わせて調理すると、悪影響を打ち消してくれます。
今回の料理→「あじのごま焼き」
●ビタミンEを含む食材と組み合わせる
抗酸化作用のあるビタミンEを含む食材(ほうれんそう、ナッツ類、アボカドなど)と組み合わせるとヘルシーに。
今回の料理→「海の幸のピリ辛ごまサラダ」
このレシピをつくった人
西村 眸さん
京都を代表するホテルの総料理長。滋賀県出身。1964年より西洋料理の修業を始める。西洋料理で「現代の名工」賞受賞。こども料理教室も開催。平成17年、厚生労働大臣賞受賞。
つくったコメント