2種の春巻
鶏ささ身とえび、具材を炒めずにつくる2種の春巻き。春巻きの皮は半分に切って使うと、食べやすく、見た目にもかわいらしい。
写真: 竹内 章雄
*80kcal(ささ身の春巻1本分)、80kcal(えびの春巻1本分)
*えびを解凍する時間は除く。
材料
(20本分)
- 【A】*鶏ささ身の春巻の具
- ・鶏ささ身 3本(200g)
- ・青じそ 10枚
- ・梅干し 1~2コ
- ・しょうゆ 小さじ1/3
- *梅干しの味と塩加減により、量を加減する。
- ・みりん 小さじ1/3
- *梅干しの味と塩加減により、量を加減する。
- ・塩 少々
- 【B】*えびの春巻の具。
- ・えび (無頭/冷凍/殻付き) 10匹(正味200g)
- ・にんにく (みじん切り) 小さじ1
- ・しょうが (みじん切り) 小さじ1
- ・ねぎ (みじん切り) 大さじ1
- ・にら (1cm長さに切る) 30g
- ・紹興酒 小さじ1
- ・ごま油 小さじ1
- ・塩 少々
- ・黒こしょう (粗びき) 少々
- ・春巻きの皮 10枚
- ・サラダ菜 適量
- ・すだち (くし形に切る) 適量
- ・ライム (くし形に切る) 適量
- ・香菜(シャンツァイ) 適量
- ・ミント 適量
- ・スイートチリソース 適量
- ・小麦粉 適量
- ・揚げ油
- ・酢 適量
- ・しょうゆ 適量
つくり方
【A】のささ身は筋を除いて長さを2~3等分に切り、5~6mm幅の細切りにする。青じそは縦半分に切ってから、細切りにする。梅干しは種を除いてたたき、大さじ1ほどの梅肉にし、しょうゆとみりんを加えて混ぜる。【B】のえびは解凍して殻と尾、背ワタを除いて1.5cm幅に切る。
春巻の皮は三角形になるように対角線で切り、1枚ずつはがし、乾かないように全体をラップで包む。のり用に、小麦粉を同量の水で溶いておく。
【A】はボウルに1のささ身と梅肉を入れて混ぜ、青じそと塩を加えてさらに混ぜる。10等分にする。
2の春巻の皮1枚を、90度の直角が奥側になるように広げる。3の1/10量を手前側にのせて巻き、巻き終わりに、2ののりを塗ってとめる。
巻くときは、皮に具をのせ、左右の皮を内側にたたみ、具の奥側の左右の皮を指で軽く押さえながら手前から巻く。なるべく隙間ができないように丁寧に巻くとよい。
【B】はボウルにえびと調味料を入れて混ぜ、にんにく、しょうが、ねぎ、にらの順に加えて混ぜる。10等分し、4と同様に巻く。
4、5を170~180℃に熱した揚げ油でカラッと揚げて、中まで火を通す(4と5は別々に揚げる)。サラダ菜、すだち、ライム、香菜、ミントとともに器に盛り、スイートチリソースや酢・しょうゆを混ぜた酢じょうゆで食べる。
付け合わせやたれの種類を多めに用意すれば、春巻の楽しみ方はさらに広がる。サラダ菜で巻いて食べるのもおすすめ。
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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