きょうの料理レシピ
ぶり大根
大根とぶりを一緒に鍋に入れて、水から煮ます。たまりしょうゆを使うと、こっくりとしたべっ甲色に煮上がります。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/1620 kcal
*全量
塩分/9.8 g
*全量
調理時間
/80分
材料
(つくりやすい分量)
- ・ぶりのアラ 600~700g
- ・大根 1本(700~800g)
- ・しょうが 50g
- ・たまりしょうゆ 大さじ4
- ・砂糖 大さじ5
- ・みりん 大さじ2
つくり方
1
ぶりのアラは4~5cm角に切る。
2
鍋にたっぷりの湯を沸かし、1を一切れずつ入れて表面が白くなる程度にサッと湯通しし、冷水にとる。
! ポイント
湯通しすることで、生ぐさみやアクが抜けるとともに、血合いやウロコも取りやすくなります。
3
弱い流水の下でぬめりや血合いを洗い流し、ウロコを爪の先で押し上げるようにして丁寧に取り除く。ざるに上げ、水けをきる。
4
大根は皮付きのまま3cm厚さの半月形(大きければいちょう形)に切る。しょうがは皮付きのまま4~5mm厚さに切る。
5
鍋にぶりを入れて大根を重ね入れ、しょうがを散らして水カップ5を注ぐ。強火にかけて煮立て、アクを丁寧に取り除く。
! ポイント
ぶりは煮汁から出ないように、大根の下に入れて煮始めます。
6
砂糖大さじ5、みりん大さじ2を加え、落としぶたをして中火で15分間煮る。
7
6にたまりしょうゆを回し入れ、再び落としぶたをして、煮汁が1/3量程度になるまで煮る(約50分間)。仕上げに煮汁を全体にからめる。
! ポイント
たまりしょうゆを使うことで、こっくりとしたべっ甲色に煮上がります。もちろん、普通のしょうゆでもかまいません。
きょうの料理レシピ
2015/11/30
【土井善晴 食卓二十四節気】ぶり大根
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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