きょうの料理レシピ
ごぼ鶏
鶏のから揚げとごぼうチップスが合体した、カリッとスナック感覚の一皿。香りと歯ざわりで肉の存在感をごぼうが効果的に引き立てます。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/440 kcal
*1人分
塩分/1.5 g
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2~3人分)
- ・ごぼう 1本(150g)
- ・鶏もも肉 (から揚げ用) 300g
- *3~4cm角くらいのもの。大きければ半分に切る。
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・にんにく (すりおろす) 少々
- ・塩 少々
- 【B】
- ・小麦粉 大さじ7
- ・かたくり粉 大さじ3
- ・塩 1つまみ
- ・水 大さじ約5
- ・揚げ油
つくり方
1
鶏肉は【A】をからめて15分間ほどおき、下味をつける。
2
ごぼうはたわしで洗って縦半分に切り、斜め薄切りにして水に放す。
! ポイント
ごぼうは斜め薄切りにすると肉にからみやすく、表面もカリッとチップス状に揚がる。
3
ボウルに【B】を混ぜ合わせ、衣をつくる。
! ポイント
泡立て器でようやくすくえて、すぐトロトロと落ちるくらいに水の量を加減する。
4
1の汁け、2の水けをよくきって3に加え、ザックリと混ぜて全体に衣をなじませる。
5
フライパンに揚げ油を3cmほどの深さまで入れて170~180℃に熱し、4の肉にごぼうをまとわせながら手で落としていく。衣とごぼうがカリッとするまで7~8分間揚げる。
! ポイント
肉の周りにごぼうをはりつけて揚げると、カリカリとした歯ざわりに。
全体備考
【舘野さん流ごぼうのアク抜き】
ごぼうの皮は香りのよい部分。煮物や炒め物にするときは、皮をむいたりこそげたりせず、たわしでこすり洗いする程度で使う。空気に触れると黒ずんでくるので、切ったそばから次々と水に放していくが、あまりアクを抜きすぎると、うまみも少なくなってしまうので、何度も水をかえたりはしない。水に放したら長く放置せずに、ざるに上げて水けをよくきり、色が変わらないうちに手早く調理。
きょうの料理レシピ
2015/10/12
肉と根菜・相性完ぺきおかず
このレシピをつくった人
舘野 鏡子さん
1970年生まれ。桐朋学園大学ピアノ科卒業。NHK「きょうの料理」の料理アシスタントを10年続け、独立。三世代の家族が満足できる食事、家庭でつくりやすい献立やお菓子を日ごろから研究。
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