きょうの料理レシピ
里芋の煮っころがし
草花に冷たい露が宿る、寒露の候。日をおかぬとれたての芋は、ツルリと皮がむけます。芋だけを味わって、食べるおいしさは格別です。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/500 kcal
*全量
塩分/5.2 g
*全量
調理時間
/40分
材料
(つくりやすい分量)
- ・里芋 (中) 7~8コ(500g)
- 【A】
- ・水 カップ2
- ・酒 カップ1/2
- ・砂糖 大さじ2
- ・サラダ油 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ2
つくり方
1
里芋は目の粗いスポンジでこすって皮をむき(残るようだったら包丁でこそげる)、なり口を切る。
! ポイント
鮮度のよいものは、スポンジでこするだけですぐにむける。
2
鍋にサラダ油大さじ1を熱して里芋を炒め、油となじませる。
3
鍋に【A】の水と酒を入れ、沸騰したら砂糖を加える。
4
落としぶたをして、中火で10分間ほど煮たらしょうゆ大さじ2を加え、さらに8分間ほど煮る。
5
竹串を刺してみて柔らかく煮えていたら強火にし、煮汁を煮詰めていく。煮汁がトロリとしたら、からめながら仕上げる。
きょうの料理レシピ
2015/10/05
土井善晴 食卓二十四節気
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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