きょうの料理レシピ
からしれんこん
からしれんこんをさっぱり味にアレンジ。一節丸ごとつくった酢れんこんの穴に、からし入りの黄身酢あんを詰めました。切り口の美しい和風ピクルスです。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/370 kcal
*全量
塩分/3.7 g
*全量
調理時間
/50分
*れんこんを甘酢に浸す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・れんこん (中) 1節(180~200g)
- 【甘酢】
- ・水 カップ1+1/2
- ・酢 カップ1/2
- ・砂糖 大さじ5
- ・塩 小さじ2/3
- ・昆布 (10cm四方) 1枚
- 【黄身酢あん】*詰めやすい分量。
- ・ゆで卵の黄身 5コ分
- *黄身を色よくするため、水からゆで、 沸騰後8分間で、すぐ水にとって冷ます。
- 【A】
- ・砂糖 大さじ1
- ・練りがらし 小さじ2
- *粉がらしに少量の水を加えて練ったもの。
- ・塩 小さじ1/2
- ・酢 大さじ約1
つくり方
れんこんを甘酢に浸す
1
れんこんは皮をむいて鍋に入れ、完全にかぶるように水を加えて中火にかける。煮立ったら一度湯を捨てて水をかえ、再び20分間、静かに踊るくらいの火加減でゆでる。
2
串がスッと入るくらいに柔らかくなったら、水にとって冷ます。
! ポイント
れんこんが割れないように、細い串を刺して確かめる。
3
【甘酢】の材料を混ぜ合わせ、2を浸して冷蔵庫に一晩おく。
! ポイント
この酢れんこんさえ用意しておけば、あとは黄身酢あんを詰めるだけ。
【黄味酢あん】を詰める
4
3のれんこんは、紙タオルや布巾の上に立て、汁けをきる。
5
【黄身酢あん】をつくる。ゆで卵の黄身を裏ごししてボウルに入れ、【A】を加えてよく混ぜる。
! ポイント
詰め物は柔らかくなりすぎないように、卵のゆで加減や練りがらしの堅さに合わせて酢の量を加減する。
6
4のれんこんの断面を5に押し付けるようにして、穴に詰めていく。食べやすく切り、器に盛る。
! ポイント
固く絞った布巾ではさんで持つと、すべらず程よく力が入る。れんこんは上下を返さず、一定の方向に。まっすぐに押し付け、すべての穴に詰めていく。
きょうの料理レシピ
2015/08/31
土井善晴 食卓二十四節気
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
つくったコメント