きょうの料理レシピ
とうがんのすり流し
ひんやりとしたとうがんのすり流しは、夏ならではの一椀(わん)です。やさしいだしのお味をわさびの辛みが引き締めます。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/25 kcal
*1人分
塩分/2.2 g
*1人分
調理時間
/20分
*氷水で冷やす時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・とうがん 300g
- ・だし カップ3
- 【A】
- ・塩 小さじ1
- ・酒 大さじ1/2
- ・うす口しょうゆ 少々
- 【水溶きくず】
- ・くず粉 大さじ1
- *かたくり粉でもよい。
- ・水 大さじ1
- ・わさび (すりおろす) 少々
- ・塩
つくり方
1
とうがんはワタと種を除いて皮を薄くむき、鬼おろしで粗くすりおろす。水に放してざるに上げる。
! ポイント
とうがんの食感が身上のお椀なので、鬼おろしがない場合は、おろし金でおろさず粗みじん切りにする。
2
塩少々を加えた湯に1を入れてサッとゆで、氷水に放してざるに上げ、水けをきる。
3
鍋にだしを煮立て、2を加えて煮る。とうがんが透き通るくらいになったら、【A】を加えて味を調え、【水溶きくず】を細く流し入れてとろみをつける。
4
火を止め、鍋底を氷水に当ててよく冷やす。
5
器によそい、わさびを添える。
全体備考
鬼おろしとは、のこぎりのような突起で粗くおろせる、おろし器。
きょうの料理レシピ
2015/08/04
登紀子ばぁばの元気印
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
つくったコメント