ホットケーキ
表面はよい焼き色でサクッと歯ごたえよく、中はふんわりしっとり柔らかく焼き上げたら、昔ながらのホットケーキの出来上がり。
写真: 野口 健志
*1枚分
材料
(直径14cm4枚分)
- 【A】
- ・薄力粉 240g
- ・ベーキングパウダー 小さじ2
- ・砂糖 80g
- ・卵 2コ
- ・牛乳 160ml
- ・メープルシロップ 適量
- ・バター
つくり方
ボウルに【A】をふるい入れ、真ん中にくぼみをつける。
別のボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えて泡立て器で混ぜる。これを1のくぼみに注ぎ入れる。
粉にくぼみをつけるのは、混ぜやすくするため。
くぼみの内側から、泡立て器でゆっくりと、サックリと混ぜて生地をつくる。
強く混ぜすぎると生地の目がつまり、堅くなるので注意。
紙タオルに、バター(またはサラダ油)少々を薄くしみ込ませ、フライパン(直径15cmのものが最適)の底と側面を拭く。3の1/4量を流し入れ、ふたをする。中火にかけて1分間焼く。
厚みがあるので、ふたをして中までしっかり火を通す。
弱火にして3分間焼く。表面にプツプツと穴があいてきたら裏返して2~3分間焼き、取り出す。
表面に穴があき始めたら、裏に、よい焼き色がついた目安。焼き時間はフライパンや火力で異なるので、様子を見ながら加減する。バターは紙タオルで薄く塗る。バターは目に見えないほど薄く塗るのが、焼きむらなく均一に火を通すコツ。バターが多いと、中まで火が通る前に表面が焦げやすくなります。
紙タオルに、バター(またはサラダ油)少々を薄くしみ込ませ、フライパンの底と側面を拭く。3の残りを1/3量ずつ、5と同様に焼き、器に盛る。バター適量をのせ、メープルシロップを添える。
1枚目はフライパンが冷たいので中火で1分間焼いて温めるが、2枚目以降は温めなくてよい。
《ポイント》
色むらなく美しく中はふんわりと。
このレシピをつくった人
小菅 陽子さん
(1951〜2024)ウィーン、スイス、パリで製菓を学び、お菓子教室、料理教室を主宰。 ヨーロッパのお菓子、特に、ウィーンの伝統菓子を得意とした。
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