すき焼き
子どもはもちろん、大人までもがウキウキしてしまう、ハレの日のメニューです。家族で食卓を囲めば、よりおいしさも増します。たっぷりの卵をからめてどうぞ召し上がれ。
写真: 蛭子 真
*1人分
材料
(4人分)
- ・牛肩ロース肉 (すき焼き用) 500g
- ・牛脂 40g(2コ)
- ・白菜 1/4株
- ・ねぎ 2本
- ・焼き豆腐 約200g(1丁)
- ・糸こんにゃく 約200g(1袋)
- *しらたきでもよい。
- ・ごぼう 1本
- ・生しいたけ 8枚
- ・春菊 1ワ
- ・焼き麩(ふ) 4コ
- ・卵 4~8コ
- ・ゆでうどん 2玉
- 【たれ(関西風)】
- ・砂糖 大さじ6
- ・しょうゆ 大さじ4
- ・酒 大さじ6
- ・酢
つくり方
白菜はザク切りにし、軸は1cm幅に切る。ねぎは斜め切りにする。焼き豆腐は縦半分に切ってから3~4cm幅に切る。糸こんにゃくはサッとゆでてざるにあけ、食べやすく切る。ごぼうは皮をこそげ取ってささがきにし、酢水につけてアクを抜く。しいたけは軸を取る。春菊は軸の堅いところを除き、食べやすい長さに切る。焼き麩は水で10分間ほど戻して水けを絞り、半分に切る。
すき焼き鍋を中火にかけ、熱する。牛脂2コを鍋底にまんべんなく塗り、半量の牛肉を広げて並べる。軽く火が通ったら裏返し、牛肉全体に砂糖大さじ1+1/2としょうゆ大さじ1+1/3をふり入れ、下味をつける。
牛肉は完全に火が通る前に調味料を入れる。牛脂はそのままでも取り出してもよい。
肉を端に寄せ、半量の白菜とねぎを並べて酒大さじ3を回し入れる。白菜、ねぎが少ししんなりし、水分が出始めたら、しょうゆ大さじ2/3と砂糖大さじ1+1/2を牛肉にふり入れる。
野菜は水分の出やすい白菜、ねぎから順に。
それぞれ半量の焼き豆腐、糸こんにゃく、ごぼう、しいたけを並べ、弱火で煮る。野菜に火が通り、しんなりしたら半量の春菊と焼き麩を加える。全体に味がなじんだらでき上がり。
肉の横に糸こんにゃくを置くと肉が堅くなるので避けること。鍋に水分が多くなった場合は、焼き麩を早めに入れるとよい。
卵を溶きほぐし、つけて食べる。
半分以上食べたら食材を端に寄せ、中火~弱火の火加減で2と同様に残りの牛肉を広げる。片面に火が通ったら砂糖大さじ3、しょうゆ大さじ2、酒大さじ3の順でふり入れ、牛肉にからめる。牛肉に火が入る前に残りの材料を3、4と同様に入れて煮る。
調味料は追加前の味を目安に好みで調整するとよい。
【目指すポイント】
牛肉をおいしく柔らかく。
【野菜と酒で水分を補う】
野菜と酒の水分、うまみを利用して煮る。火力が強いと蒸発して焦げやすいので、注意。
【しめ】
肉、野菜が1/3ほどになったら端に寄せ、うどんを入れる。鍋のたれにからめながら煮て、ほどよく味がなじんだら溶き卵につけて食べる。
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