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きょうの料理レシピ

鶏の赤ワイン煮

煮詰めたワインは深みのある味に、時短とは思えない本格フレンチメニューに仕上がります。

鶏の赤ワイン煮

写真: 原 ヒデトシ

材料

(2人分)

・鶏骨付きブツ切り肉 (水炊き用) 500g(約8コ)
・赤ワイン 350ml
・ベーコン 2枚
・たまねぎ 1/2コ
・にんじん 1/2本
・セロリ 1/3本
・ローリエ 1枚
・イタリアンパセリ (刻む) 少々
・塩 小さじ2/3
・こしょう 少々

つくり方

1

口径が大きめの鍋に赤ワインを入れて中火にかけ、煮立てる。アルコール分がとび、約半量になるまで煮詰めて火から下ろす。ベーコンは1cm四方に切り、たまねぎ、にんじん、セロリは1cm角に切る。

! ポイント

口径が大きい鍋のほうが、早く水分がとんで、煮詰まりやすい。

2

フライパンに油をひかずに鶏肉を並べ、中火にかけて表面全体に焼き色がつくまで、返しながら焼く。鶏肉はあとから煮るので、中まで火が通らなくてよい。

3

1の鍋に2の鶏肉を入れ、ローリエも加える。

4

2のフライパンに1のベーコンと野菜、塩小さじ2/3を入れ、野菜がしんなりとするまで中火で炒める。

5

43の鍋に加える。4のフライパンに水カップ1+1/4を注ぎ、底についたうまみをへらでこすり取りながら強火で煮立て、3に加える。こしょう少々をふって煮立て、アクを取る。弱めの中火にしてふたをし、約20分間煮る。皿に盛り、イタリアンパセリをふる。

全体備考

半量になるまで煮詰めたワインを使うと、煮込まなくても濃厚で深い味わいに。

きょうの料理レシピ
2015/10/22 【時短の技あり!熱々 肉の煮込み】“鶏肉”で競演 和洋中
(初回放送日:2014/10/28)

このレシピをつくった人

脇 雅世

脇 雅世さん

約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。

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