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きょうの料理レシピ

かぶの三輪漬け

かぶ、柚子、赤とうがらしをめでたい輪の形にそろえることが、この名前の由来です。正月料理にどうぞ。

かぶの三輪漬け

写真: 鈴木 雅也

材料

(つくりやすい分量)

・かぶ 2コ
*関西では小かぶを使う
【合わせ酢】
・酢 カップ1/2
・塩 小さじ1
・うす口しょうゆ 小さじ1
・砂糖 大さじ4
・水 カップ1/2
・柚子 (輪切り) 2/3コ分
・赤とうがらし (種を取って小口切り) 1本
・昆布 (乾。5cm角) 3枚

つくり方

1

【合わせ酢】の酢、塩、うす口しょうゆ、砂糖、水をボウルに入れ、混ぜ合わせる。

2

かぶは茎を切り落とし、皮をむいてスライサーで薄い輪切りにし、1のボウルに加える。

! ポイント

なるべく薄く切ったほうがおいしいので、スライサーを使用。なければ包丁で切ってもよい。また、切り取った茎は葉を摘み取り、皮とともに「かぶの刻み漬け」に利用するとよい。合わせ酢の味を濃いめにしているので、かぶは塩をせずに直接、合わせ酢に漬けこんでよい。

3

2に柚子、赤とうがらし、昆布を加えて混ぜる。

4

かぶがしんなりしたら汁けをきって器に盛り、赤とうがらしを散らし、昆布を飾り切りにしてあしらう。

全体備考

日もち:密封容器に入れて冷蔵庫で約1週間

【かぶの刻み漬け】
かぶの葉は沸騰した湯にくぐらせて水にとり、水けを切って小口切りにする。かぶの皮はせん切りにする。葉と皮を合わせ、材料の重さの2%の塩をもみ込み、軽く水けを絞る。仕上げに昆布茶や一味とうがらし、柚子の皮(せん切り)などをいっしょに混ぜてもおいしい。つけこまずに、すぐに食べられる。
日もちは冷蔵庫で2~3日間。

きょうの料理レシピ
2003/12/09 決定版!正月料理

このレシピをつくった人

奥村 彪生

奥村 彪生さん

(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。

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