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きょうの料理レシピ

かれいの煮つけ

ふっくら煮上がった身に、よく味のしみ込んだ卵。やさしい母の味です。サッと煮上げ、さっぱりとしたかれいに、濃い味の煮汁をからませながらいただきます。

かれいの煮つけ

写真: 今清水 隆宏

材料

(2人分)

・かれい (切り身) 2切れ
・ごぼう 1/4本(25g)
・しょうが 1かけ分
・昆布 (5×10cm) 2枚
【煮汁】
・しょうゆ カップ1/2
・みりん カップ1/2
・酒 カップ1/2
・水 カップ1/2
・酒

つくり方

1

ごぼうはささがきにし、水に放したのち、水けをきる。しょうがは皮をむき、薄切りにする。

! ポイント

かれいの身はもともとしまっているので、ふっくらと煮上がるように、塩や霜降りはしない。

2

鍋に、水でぬらして切り目を入れた昆布を敷き、【煮汁】の材料としょうがを入れて強火にかける。

! ポイント

昆布を敷くと、焦げにくく、煮くずれしにくくなる。煮汁が上がってくるように昆布に切り目を入れておく。昆布はだしをとったあとのものでもよい。

3

沸騰したらかれいを並べ入れ、玉じゃくしでかれいに【煮汁】をかけながら強めの中火で一気に煮上げる。途中、煮汁が少なくなったら、酒と水を同量で合わせたもの(玉酒・たまざけ)を加える。

! ポイント

煮汁が煮立ったときに魚を入れると、生臭くならない。短時間で煮上げることで、表面は濃い味になり、身はふっくらとする。

4

器に盛り、残りの【煮汁】でごぼうをサッと煮て盛り合わせる。

全体備考

【目指すポイント】
煮汁を表面にからめ、身はふっくらと。

【煮汁をかけながら煮る】
4人分など煮汁の量が多いときは、落としぶたを使うが、2人分のように煮汁の少ないときは、玉じゃくしで煮汁をかけながら煮る。また、ヒタヒタより少なめの煮汁で魚が泳がないようにして、煮くずれを防ぐ。

きょうの料理レシピ
2014/10/14 おふくろの味 定番100

このレシピをつくった人

野口 日出子

野口 日出子さん

都内で料理教室主宰。懐石料理から中国料理まで幅広いレパートリーを持つ。


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